【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２

９３話 ページ46

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店主の話に耳を傾けるとなんか、方向性の違いで辞めたらしい。
なんだよそれ。バンド組んでる訳じゃねェんだから方向性とか関係ないだろーが。



坂田「長谷川さんならさっきあっち行ったけど？」



そう言う旦那に案内してもらうとそこには何時ものようにベンチで項垂れている長谷川さん。
旦那は私に「イチゴ牛乳飲みたい」とガキのように愚図るもんだから500円だけ渡して無視した。



長谷川「ごめんね折角紹介してくれたのに･･･」

「本当ですよ！なんだよ方向性の違いって！バカなんですか！バカなんですね！」

長谷川「そこはそんなこと気にしなくていいですじゃないの！？」

「そんな甘くないです！」



「あはは、手厳しいな･･･」と苦笑している長谷川さんに「何かあったんですか」と聞くと「実は店主と喧嘩してね」と話し出す。

喧嘩の理由。それは、タケノコ派かキノコ派かという討論らしい。



「･･･そんなんでいちいち職を失ってたらキリがない気がします。」

長谷川「だってあの店主が」

「はいはい、あのー･･･旦那と一緒にニートをお続けください。これ、最後の缶コーヒーです」



そして戻ってきた旦那は長谷川さんの隣でちゅーちゅーとイチゴ牛乳を飲んでいた。



「貴方達にはニートがお似合いですよ･･･ったく」

長谷川「お嬢ちゃんもこっちに･･･」

「やめて」

坂田「神谷にもニートがお似合い･･･」

「やめて」



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