【銀魂】女隊士と愉快な仲間達２

８８話 ページ41

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沖田「あ、そういえばおばさん」

「おばさんじゃねーよ」



久しぶりに早く仕事が片付き、部屋でダラダラとしていると沖田が話し出す。十代の沖田におばさんと言われると小さなガキに言われるよりも傷つくのは何故だろう。



土方「総悟。やめてやれ。おばさんにおばさんって言うのが一番傷付くんだぞ。繊細なんだぞ神谷は」



「いやお前が一番失礼だ」と怒れば「お前ってなんだ、お前！」と返される。すると「いや土方さん。アンタもお前って言ってやす」と正論を言う沖田。



土方「俺はいいんだよ。上司にお前はおかしいんじゃないかって事を言ってんだよ」



確かに土方さんは上司だった。忘れてたとか言ったら怒られそうだけど。
「ゴメンナサイ」と素直に謝れば沖田は真顔で「土方さんの事を上司って思わなきゃ良いだけですぜィ」と言うので「あ、そっか」とお茶を飲む。



土方「あ、そっかじゃねーよ！アホかテメーらァ！」

「まぁまぁ、そうカリカリしなさんな」

土方「本当ウゼェ。こいつら本当ウゼェ」



そんな土方さんは無視し、ふと思う。クリスマス･･･そろそろだなぁ、と。
クリスマスと言えば聖夜。性夜。それと言えば恋人。･･･なんて勝手に頭の中で連想ゲームを繰り広げていれば一つの疑問が頭に浮かぶ。そしてそれをそのまま口に出した。



「あーあ、なんで私彼氏出来ないんだろう」

沖田「変態だからでさァ」
土方「変態だからだな」

「変態じゃないし！」



「クリスマスくらい周りのカップルと同じように過ごしたいな･･･」と心の中で呟いたつもりだったが、口に出ていたようだ。

「彼氏欲しいならなってあげやしょうか？」とサラッと言う沖田。



「私彼氏って何年出来てないんだろう･･･」

土方「総悟。無視されてるぞ」

沖田「土方さんバズーカ取ってくだせェ」



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