【銀魂】女隊士と愉快な仲間達１７

７７９話 お見合い篇２↓ ページ17

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松平「Aちゃんはまだかァ」

「ごめんなさい遅くなりましたァァ！」



完璧眠っていて寝起きの顔。寝巻きから急いで隊服へ着替え、とっつぁんの居る部屋へ走った。

近藤さんの横に正座をし、寝癖を押さえながら「何でしょうか！」と少々声を荒らげて聞けば目を細めて睨まれてしまう。



松平「寝てただろ」

「寝てただなんてそんな！起きてましたよ！ねぇ、近藤さん！」

近藤「そ、そうだよとっつぁん！Aちゃんは起きてたよ！」

松平「そうかい。いやァね、もし寝てたんだったらおじさん撃ってたからね」

「あっあはは〜･･･」



笑えねぇェェェ！と心で叫ぶ。「ま、そんな事よりも」と言葉を紡ぐとっつぁんに耳を傾けると、銃を磨きながら口を開いた。



松平「幕府のお偉いさん方がそろそろ世継ぎが産まれないとって騒いでるんだよ」

「よ、世継ぎですか、私にそれとどんな関係が」

松平「うん、形だけでもね？お見合いをせにゃならん事になったのよ」

近藤「お見合い？」

松平「本当は貴族の娘が候補に上がってたんだけど、将ちゃん直々のご指名でAちゃんの名前が上がったんだよ」

「えっ･･････えェェェ！？」
近藤「えっ･･････えェェェ！？」

「「「えェェェ！！？」」」

「･･････アンタら何やってんの」



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