774話 ページ12
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「お茶でも飲みに行こうよじいや、久しぶりだし」
じいや「そうですな、是非」
近くのお茶屋に向かい、席に着く。
じいやのお任せで和菓子とお茶を頼んだ。
「最近は何をしてたの?」と尋ねればよくぞ聞いてくれたとでも言わんばかりの圧に襲われる。
じいや「A家が燃え、お嬢様が松平公の元へ行った時から、私は家で待っておりました」
「待ってたって・・・え、何。私がまた新たに家を建てるとでも思ってたの?」
じいや「左様でございます。お嬢様の家にいつでも戻る準備を整えていました」
「長い間待たせてごめんなさい。でも・・・私は」
じいや「わかっております。」
私の言葉を遮って話すじいやは真剣な表情でコチラを見つめた。そして手を握ると笑いつつ言う。
じいや「お嬢様がA財閥を継ぐ意志が無いのはわかっております。でもいつでももう一度建て直す事が出来ることを忘れないでください」
「うん」
じいや「A財閥は無くなっても御主人様方が残した莫大な財産は残っているのです。私はその全てを預かっております」
「え、マジか」
じいや「じいやはじいやとしていつでもお嬢様の傍におります。それを覚えておいてください」
「ありがとう」
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堕天使(プロフ) - はるぺさん» ありがとうございます!!17ならまだ続きは沢山あるので楽しみながら読んで頂ければと思います!!頑張りますね!! (2017年1月16日 9時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
はるぺ - いつも楽しく読ませてもらっています!まだまだ読み続けますが、応援していますの気持ちも込めてここコメントさせていただきます!これからも頑張ってください(^^) (2017年1月16日 1時) (レス) id: 7d12fec73f (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - miyuki@0223さん» 良かったです!こちらこそ読んで頂きありがとうございました! (2016年9月25日 15時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
miyuki@0223 - 堕天使さん» リクエスト答えて頂きありがとうございました!沖田くんとのお風呂、ドキドキでした°∀°本当にありがとうございました!! (2016年9月25日 14時) (レス) id: ead3d31351 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - むぎさん» 嬉しいです!ほんとに、ほんとに頑張ります!!コメント貰えると元気もらえます!更新意欲湧いてきました! (2016年9月24日 14時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年9月21日 14時