【銀魂】女隊士と愉快な仲間達１５

６８６話 ページ15

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「Aさん、ファンレター届いてますよ」

「え、嘘」



隊士から手渡されたファンレター。それは1通じゃなくて何通もある。束になったファンレターを1通ずつ開いていけば内容はかなり熱烈なものだった。

いつかのストーカーも熱烈な手紙を送ってきていたので少しゾワッとしたが、『かっこよいAさんみたいに私もなりたいです！』と書いてある。



「女の子じゃん、この子」



他の手紙も読むが全て女の子。
女の子に惚れられるなんて物凄い嬉しいではないか。

ニヤニヤしながら引き出しにファンレターをしまうと襖は開いた。



沖田「ファンレター届いたらしいですねィ」

「うん、しかも全て女の子から」

沖田「俺には何処がいいんだかさっぱり」

「それ傷付く」



真選組での私の活躍を知ってこういったファンレターを送って頂けるなら、私以外も来ているのでは、と思う。

沖田に「アンタも届いたこと無いの？」と訊ねてみると、引き出しから勝手にファンレターを出して見ながら言った。



沖田「ない。つーかいらねェ」

「またまた強がっちゃってー。本当は欲しいんでしょ？」

沖田「女になんざ興味がないんで」

「ま、アンタ一応顔は良いからモテるし、告白くらいされてるよね」

沖田「何でAさんに言わなきゃならねェんでィ」



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