【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６

２８５話 ページ46

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妙「いい？絶対に知らない女性を演じるのよ？」

「まさかこれが狙いで･･･」

妙「いい？」

「･･･はい」



妙ちゃんに言われた通り知らない女性を演じるため、旦那に向けたことの無い笑顔を向けてみる。

若干顔が赤く見えたのは気の所為だろうか。



坂田「あのー･･･どちら様？」



気付いて無いのだとわかり、少し面白くなってきた私は、「お妙さんの知り合いの、花子と申します」と頭を下げた。

咄嗟に思いついた名前なだけに、ネーミングセンスの無さで私とバレるかも知れないと焦ったが、旦那の様子を見る限り気付いていないようだ。



坂田「はぁ･･･どうも」

神楽「めっさ美人アルな！私神楽言うネ！ヨロシク！」

「よろしくお願いします」



それにしても神楽ちゃん可愛いなぁ、とデレデレしているとバレるかもしれないので心の中に留めて置く。

妙ちゃんは「まだバラさないで」というオーラを醸し出しているのでもう少し頑張ってみる。



「あの、お名前はなんて言うのですか？」

坂田「･･････坂田銀時です」



この間はもしやバレたか･･･？と、焦っていると「ご職業は？」と聞かれる。



「そのむ、無職？」

坂田「無職･･･ねぇ？」



あ、この疑いの目･･･。バレた。



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