【銀魂】女隊士と愉快な仲間達６

２８４話 ページ45

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☆ 坂田side ☆



神楽「銀ちゃん銀ちゃん！あそこに酢昆布バーゲンセールやってるアル！走るヨ！」

坂田「走らなくたって酢昆布は逃げねーよ･･･」



神楽は俺を財布かなんかだと思っているのか色んなところへ連れ回され、新八達とは既にかなりの距離はぐれているだろう。

大体酢昆布のバーゲンセールってなんだよ。なんで酢昆布限定なんだよ。誰が求めてるんだよ。

文句ばかりが出てきてそろそろ疲れた頃、次に神楽が指を差したのは酢昆布なんかよりも俺が目を惹かれるものだった。



神楽「銀ちゃん銀ちゃん･･･彼処に下手したら結野アナより美人の人がいるネ･･･」

坂田「馬鹿野郎。結野アナより美人なんている訳ねーだろ」



指を差した方向に目をやると確かに美人がいる。
ただ、一緒にいたのは新八とお妙で、妙に見覚えのある顔。



新八「あ、銀さん！やっと見つけましたよー･･･」

神楽「誰アルか！その美人！どこで拾ったアル！？」

新八「拾ったって･･･」



その見覚えのある美人は、ゆっくりと頭を下げ、俺を見て優しく笑う。
この動作を見て、俺の予想は違うのかもしれないと疑問を浮かべる。



坂田「あのー･･･どちら様？」



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