ある日の昼休み【沖田総悟】 ページ14
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沖田総悟/3z/幼馴染み/片想い
夏祭り【沖田総悟】の続き
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「え、何でアンタが私のお弁当食べてるわけ？」
「腹減ったから」
「ふざけんなァ！」
お手洗いを済ませ教室に戻ってくると、幼馴染みである総悟が私のお弁当を食べていた。
「ごめんヨ、止めたけどコイツ聞かなかったネ」と謝ってくれる神楽ちゃんはとても優しい。
「止めてくれたんだね、ありがとう」
「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ」
「出てくんなジャイアン！」
「お前の母さん料理上手いよな」
「本当に？お母さん喜ぶね･･･じゃなくて！」
漫才のようなやり取りをしているが私はかなり怒っているのだ。よくよく見れば総悟は私の箸を使っている。こんな小さな事に意識してしまう程、私は総悟の事が好きなんだなぁ、と思いつつ財布を持った。
「パン買ってくる」
「あ、ついでにジャンプと焼きそばパン買ってこいよ」
「まだ食うのかよ！つーか自分で買え！」
舌を突き出して睨み、教室を出て売店へ。
残り一個だったメロンパンを掴み、代金を払う。焼きそばパンとジャンプも私の目には入ってしまい、自然と手を伸ばしてしまう。
だがそれを教室に持っていくことはなく、屋上の扉を開けた。
「やっぱ此処か」
「何しに来たの弁当泥棒」
「心外だな。俺はお前が最近太ってきたのを気にして食べてやったんでィ。弁当係と呼べ」
「太ってないし、意味わかんないから」
フェンスに背中を預け、メロンパンを食べる私の隣に座ると、置いてあった焼きそばパンを食べ始める。「Aなら買うと思ってたぜ、俺には逆らえねーもんな」とニヤリと笑う総悟。
「それは私が食べるように買ってきたの。そのジャンプもね」
「へーそうかそうか。ったく素直になれよ。俺に惚れてるくせに」
「は、はぁ！？惚れてないし！」
「わかりやす･･･」
顔を真っ赤にし、気を紛らわせるようにメロンパンを食べると焦り過ぎて喉を詰まらせる。
呆れる総悟から少しずつ距離を離すと最後の一口を口に入れた。
「･･･へっ！？」
ギシッとフェンスの軋む音がして何事かと思考を巡らせていれば、目の前には総悟の顔。
戸惑いを隠せない私にドス黒い笑顔を見せ、「顔、真っ赤」と言う。
「これくらいで照れんだから、証明されたな。つーか身体はどんだけ素直なんだよ」
「何が！？何が証明された！？あんな状況、好きな人じゃなくても顔赤くなるでしょ！？」
「自白してるぞー」
「･･･はっ」
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サド助 - 堕天使さん» じゃあお言葉に甘えて…また沖田で3zがいいです!!主人公は前回と同じ感じでokです。神楽にヤキモチ妬く主人公ちゃんが見たいです!何度もすみません!いつでもいいですので!!><;; (2016年11月6日 8時) (
レス) id: b26b61556b (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - サド助さん» 良かったです！！またいつでも待ってます！！ (2016年11月5日 10時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
サド助 - 堕天使さん» あわわわわ！私こそ急がせてしまってすみません！！><すごく素晴らしいお話が出来てて感動しました!ｷｭﾝｷｭﾝでした!いつもありがとうございます!!またリクします!!(^∀^ゞ (2016年11月5日 8時) (レス) id: b26b61556b (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます！嬉しいですヽ(・∀・)ノ (2016年11月3日 22時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - 銀さんの、私も好きです(￣▽￣) (2016年11月3日 21時) (レス) id: 65681d0734 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：堕天使
| 作成日時：2016年10月10日 19時
