623話 ページ48
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「涼しい・・・」
風呂あがりに寝間着姿のまま縁側で扇子を仰いで涼んでいると、足音がする。
隣にチラリと目線を移すと、縁側の奥から歩いてきたのは沖田だった。
沖田も風呂あがりなのか髪の毛が水で濡れている。
「やっほー沖田。今夜は涼しいね」
沖田「そろそろ秋になりやすからね。あんま長く外出て風邪ひいても知りやせんよ」
「怖っ、優しいなんて怖っ、気持ち悪っ」
沖田「おい」
沖田は隣に腰掛けるとキラキラと輝く星を眺める。その横顔はいつもよりも整って見えた。これは何補正だ。
暫くじっと横顔を見ていると視線に気付いたらしく、「何見てんでィ」と口を開く。
「やけに整った顔だなぁと。ここまで来るとムカつくよね」
沖田「Aさんだって同じようなモンでしょ」
「その性格じゃなきゃ・・・きっと・・・ねぇ」と哀れみの目を向け意味深な発言。耳に届いてしまったので「黙っとけよドS」と言い放った。
「私だって普通にモテるんだからな。馬鹿にしないでよ」
沖田「その男達が可哀想で仕方ねーや」
「アンタのルックスに騙される女も可哀想だ」
沖田「俺ァ別に何も騙すような事ァしてやせんぜ。騙される女が悪ィんでィ」
「流石沖田」
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堕天使(プロフ) - 鬼姫さん» 嬉しいですっ!! (2016年8月27日 12時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫 - カッコよかったです!w (2016年8月27日 2時) (レス) id: eada27b2fe (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 鬼姫さん» どういたしまして(笑)満足して頂けると光栄です!かっこよくかけていたでしょうか(笑) (2016年8月27日 0時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫 - ありがとうございます! (2016年8月26日 23時) (レス) id: eada27b2fe (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 鬼姫さん» いえいえ、是非書かせて頂きます!!近い内に更新致しますので、少々お待ちくださいね! (2016年8月26日 0時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年8月7日 13時