592話 ページ17
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「あー・・・暑い」
長谷川「あー・・・寒い」
「え」
この時期に寒いだなんてどんな変人かと隣のベンチにいる男性を見てみれば、裸にダンボールだけという格好で横たわる長谷川さんだった。
よく見てみると顔色も悪いし、立ち上がって近付き、額に手をかざしてみると高熱だった。
私は上着を被せてあげると、急いで近くのデパートに男性用の服を買いに行く。
「こ、これ・・・来てくださいっ・・・!」
全速力で走った為、息を切らしながら袋を差し出すと、ゆっくり着替え始める。
別の袋にある冷えピタを渡し、お登勢さんの所へ向かう事にした。
「私に会わなかったらどうするつもりだったんですか」
長谷川「そのまま消えてなくなろうかと」
「ダメですそんな事言っちゃ!」
お登勢さんの所へ何とか到着し、事情を説明する。取り敢えず長谷川さんには机を囲む椅子に横になってもらった。
「恐らく風邪だろうねぇ」と言いながらたまさんに風邪薬と水を持ってくるよう指示する。
私は一旦起き上がった長谷川さんに薬を飲ませた。
「一晩、此処に長谷川さんを泊めても良いですか・・・?」
お登勢「・・・まぁ病人を公園のベンチで寝かせる訳にはいかないからね」
長谷川「あっ有難うございます・・・・・・」
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堕天使(プロフ) - 鬼姫さん» 嬉しいですっ!! (2016年8月27日 12時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫 - カッコよかったです!w (2016年8月27日 2時) (レス) id: eada27b2fe (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 鬼姫さん» どういたしまして(笑)満足して頂けると光栄です!かっこよくかけていたでしょうか(笑) (2016年8月27日 0時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫 - ありがとうございます! (2016年8月26日 23時) (レス) id: eada27b2fe (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 鬼姫さん» いえいえ、是非書かせて頂きます!!近い内に更新致しますので、少々お待ちくださいね! (2016年8月26日 0時) (レス) id: 2508faeddd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年8月7日 13時