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妖*18 ページ18

くれ‐ぷ、というやつを初めて食べた

人の子の食べるものだから不安しかなかったが食べたらとても甘かった

すると何処からか騒がしい声が聞こえてきた




西村「なっなななな夏目が本当にかっかかか彼女を?!」



夏目「ちょ、引っ張るなよ」




急に人間の友人に引っ張られてどこかに行った夏目

とりあえず私は目の前にある、け‐きに夢中になっていた












夏目「ど、どうしたんだよいきなり」



西村「おまっ、夏目!

彼女いるなら先に言えよな!

めっちゃ可愛いじゃんか!!」



夏目「いや、彼女ではないし」




チラッと横目で彼女…Aを見るとおいしそうにチョコレートケーキを頬張っていた

最初は嫌だとか言ってたのに今はもう夢中だな




西村「男女二人で文化祭を楽しんでる奴をカップルと呼ばずになんと呼ぶ!

それに!噂では手を繋いでたらしいじゃねぇかよっ!」



夏目「いや、それは…」



「夏目、もう食べたぞ

…?」



西村「夏目はかわいい年下系がタイプだったのか…

こんちくしょぉおおおおお!!!!」



西村はどこかに叫びながら走って行ってしまった

その様子を苦笑いで見るおれと呆れている様子のA



「なんだあいつ

騒がしいな」



夏目「…まあな」




年下…全然おれなんかよりも年上なんだろうけどな

まあ、見た目だったらおれの一個下ぐらいに見られるかもな

西村…何か余計なことを言いふらさなければ良いが



「夏目…次はどこに」



多軌「夏目く‐ん!

ちょうどいいところに!」



夏目「た、多軌?」





突然名前を呼ばれたと思ったら多軌がそこにいた

何やらクラスの写真を撮って欲しいらしく、写真を撮ってくれる人を探してたらしい

でも、今はAがいるし…

と視線を向ければ窓によりかかり外を眺めていた

それはおれに気を使ってくれたのか、それとも慣れ合うのが嫌なのか…

どちらかは分からないがせっかく来てくれたんだからと思い断ろうとすると、Aが突然歩き出した



夏目「あ、おい!」



多軌「なっ、夏目くん?」



夏目「悪い多軌!

ちょっと用事ができた!」



多軌「あ…うん!わかった!」




多軌には悪いが今はAだ

もう人混みの中に紛れ込んでいて見失いそうになっている

その人たちを追いぬき、やっと手首をつかまえる



「…」



夏目「ちょっと待てって…」




不機嫌な顔をしたAがゆっくりとこちらを見た

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薔薇(プロフ) - すごく面白かったです!更新頑張ってください!待ってます! (2017年7月25日 13時) (レス) id: 60acc756ea (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - とても、面白いでした!すごく文章が綺麗です!羨ましい! (2017年6月4日 23時) (レス) id: 1cf210e7e0 (このIDを非表示/違反報告)
鴉花 - とても、丁寧で読みやすいです!私も夏目友人帳が好きでとてもおもしろいです。どこで、文才の安売りやってるんですかね・・・(´・ω・`) (2015年9月23日 9時) (レス) id: d6e8f5e893 (このIDを非表示/違反報告)
しずく*(プロフ) - 橄欖さん» はやかったですかwそれに夏目友人帳が大好きなので!w (2015年9月21日 14時) (レス) id: 9ccd6e3527 (このIDを非表示/違反報告)
橄欖(プロフ) - しずく*さん» はやい、コメントがはやい笑おそらく今までで一番早かったです笑文才なんて…(泣)でもありがとうございます!嬉しいです! (2015年9月21日 13時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 x他1人 | 作成日時:2015年9月21日 13時

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