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妖*13 ページ13

夏目「はあ…終わった」




ようやく文化祭の準備が終わった

あとは明日の本番を待つだけだ。

成功するといいな

あとは帰って早く寝よう




「お‐い、夏目‐

なんかお前の彼女が待ってるぞ」



夏目「か、彼女?」



笹田「ななな、夏目くんに

かかかかっ、彼女っ?!」



西村「なあ‐つぅ‐めぇ‐??

こんの裏切り者がぁぁあっ!!!」




偶然近くにいた笹田と西村もさっきの会話を聞いていた

めんどくさいことになりそうだな

とりあえず、窓から校門をのぞいた


すると





夏目「なっ、あの子は…」




薄紫の着物ではなく、白色のワンピースだったけど…

あれは間違いない




夏目「何でこんなところに…

あ、笹田!おれ先に帰るから!」



笹田「あ、ちょっと‐!」




とりあえず、急がないと

少しだけ見えたけど男子生徒に絡まれてるのが見えた

随分とプライドの高いあの子の機嫌を損ねなければいいけど











「だから、はやく夏目を出せ」



「ねえ、夏目の彼女?」



「え‐もったいね、

それより俺たちとどっかいかね?」



「…これだから人間は」(ボソッ




一度痛い目にあったほうがいいのではないだろうか

このような輩には。

そう考えた時だった




夏目「おい、行くぞ!」



「なっ、夏目?!」




突然走ってここに来た夏目が私の手を握り走りだした

後ろにいた男たちは口をポカンとあけ、アホ面をしていた

正直、何か言ってやりたかったが夏目の焦った表情を見て何も言えなかった




夏目「はぁ…ここまで来れば大丈夫だろう」




「何故こんなところまで来る必要があるのだ

このような距離で息を切らすとは、体力ないんだな」



夏目「誰のせいでこんなことになってると思ってるんだ」




ふぅ、と深呼吸をした夏目はふと真剣な顔になって

‐どうしてきたんだ‐

と尋ねてきた。


そんなの、




「貴様に逢いたくなった…

それではだめか」



夏目「えっ…」



「何をそんな顔をしているのだ

…迷惑、だったか」



夏目「!ち、ちがう…

そうじゃなくて…

なんというか、ありがとう」



「…ああ」

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薔薇(プロフ) - すごく面白かったです!更新頑張ってください!待ってます! (2017年7月25日 13時) (レス) id: 60acc756ea (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - とても、面白いでした!すごく文章が綺麗です!羨ましい! (2017年6月4日 23時) (レス) id: 1cf210e7e0 (このIDを非表示/違反報告)
鴉花 - とても、丁寧で読みやすいです!私も夏目友人帳が好きでとてもおもしろいです。どこで、文才の安売りやってるんですかね・・・(´・ω・`) (2015年9月23日 9時) (レス) id: d6e8f5e893 (このIDを非表示/違反報告)
しずく*(プロフ) - 橄欖さん» はやかったですかwそれに夏目友人帳が大好きなので!w (2015年9月21日 14時) (レス) id: 9ccd6e3527 (このIDを非表示/違反報告)
橄欖(プロフ) - しずく*さん» はやい、コメントがはやい笑おそらく今までで一番早かったです笑文才なんて…(泣)でもありがとうございます!嬉しいです! (2015年9月21日 13時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 x他1人 | 作成日時:2015年9月21日 13時

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