♯ 白鳥沢の生徒会長様 【ﾊｲｷｭｰ!!】

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「地味に遠い…


何この地味さ」









歩いたら時間かかる



でも何か乗り物に乗るほど遠くは無い







それでもって歩いてたら何か疲れてきたぞい









「あー、ここか」









無駄に早起きしなければよかった






無駄に早起きしたせいで烏野の生徒と登校時間がかぶった




もともと白鳥の制服なのに


そりゃ他校のやつ来たらめっちゃ目立つに決まってる







ま、仕方ない




校門をくぐって、白鳥沢より小さな校舎に入る





何だか、新鮮だなー、








適当に人に見られながら、適当に歩くこと15分




私はどこにも辿り着かない




迷子か？迷子なのか？




生徒会長なのに？(関係無い)









若干肩を落としていると後ろから声がかかる









「どうしたんだ、お前？」








初対面なのにお前って…



てか、この子の髪型アウトじゃね？



おいおい、校則緩いのな烏野よ









「白鳥沢学園から参りました


生徒会長の朝霧というものです




職員室を探しているんですが


教えてもらってもいいですか？」








「せっ、生徒会長？！


てことは3年生っ！


失礼しましたっ、」









驚くとこそこなんだ、



てっきり白鳥沢に驚くと思ったんだけどなあ、



この子、おもしろい。









「ふふっ、いいよ



もともと堅苦しいのは無しで


この挨拶は先生方に向けるもので、君に向けるのではなかったねえ


ねっ、君の名前は？」









「！


西谷…夕、2年生です！」









「そう、よろしくな夕」









いきなり普段の私に戻ったからか



いきなり呼び捨てにしたからか




夕はとても驚いた様子でいた





そして職員室を案内してもらい、そこで夕とは別れた









「しまった、何部か聞いとくんだった」









まあ、どうせ学校案内とか部活紹介とかしてくれるからその時にでも探すか





まさかあんな子が帰宅部とかはないよな？


あの子が帰宅部だったら、それはそれで笑えるけども









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