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♯.30 ページ33

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「あ〜もしもし?



うん、私なんだけど明日に烏野対音駒の試合があるんだけどデータとったほうがいいかな?」





『なぜ俺に聞く…



別に弱いとこのデータなんて必要ない』





「あーはいはいそうですか


十中八九そうだと思ったよ



…ま、いいや


おやすみーわか、」






『…』








ブチッ









「無言で切りやがった」









どんな神経してんだあいつ




こちとらおやすみって言葉をかけてやってんのに無言だぞ?


酷いわ、もう日頃の賢ちゃんの優しさが身にしみてわかるわ








明日は5月6日

その日烏野対音駒戦が行われる





わかはいらないって言ったけど

一応データは取らせてもらおう









あの変態と会うのは嫌だが、あのリベロの人には会いたいな





 









女子だからといって一人部屋を用意してくれた武田先生に感謝しつつ、眠りにつく




きーちゃん(潔子ちゃんの略、この前仲良くなった)も来れば恋話でもして盛り上がっていたのに




…うん、意外と一人は寂しいな





白鳥沢のみんなはフレンドリーだから一緒に寝てたしな(フレンドリーとは言わない)







そんなこんなでいつの間にか眠りにつき、




朝起きたら9時という寝坊




あれ、確か8時50分には音駒の人たちついてんだよな…









「やらかしちった!!」









パジャマを脱いで急いで白鳥沢の制服に袖を通す



くっそ、なんで誰も起こしにこないんだ




きーちゃんは現地集合だから悪くないとしても他の奴らはダメだろ?!



せめて飛雄はこいよな









烏野総合運動公園までさほど遠くないからダッシュで向かった


ついたのはその10分後



うん、我ながら早かった






体育館の扉をさっと開けて、何気なく、静かに上の階のベンチに座ると意外と人が見に来ていた






「旭さん!!」



「オーライ


!スマン ちょい短い!」



「旭さん1か月もサボるからっ」



「スミマセン!」









…さて、どっちが先輩だったかな



カバンから自分の作った選手の記録用の専用ノートを開く



そこには白鳥沢のことはもちろん、



私がピックアップした強豪校の選手のデータが書かれている








「影山カバー!」




「ハイ」









あ、そういえばユニフォームがあるな



影山は9番、日向が10番か






ドパッと普通は無理なとこからのすごく速い速攻







「うん、へたくそ」









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橄欖(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(*^^*)がんばります! (2016年8月1日 19時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです!頑張ってください! (2016年7月31日 9時) (レス) id: e3e04d5402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 x他1人 | 作成日時:2016年7月25日 9時

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