♯.27 ページ27
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「あ〜…
負けちゃったかあ」
2-1でこちらの負け
流石にレギュラーメンバーにベンチメンバーだけでは勝てなかったか
まあ、でも。
1セット目 25-20
2セット目 22-25
3セット目 26-24
なかなかよい出来栄えだったのではないだろうか
負けちゃったけどこっちのメンバーは喜んでるみたいだし
木下「…すごい
まさかここまでアイツらや先輩たちと試合できるなんて…」
成田「…ああ、思ってなかったな」
3セット目はおしかったな
デュースに持ち込んだけど結局最後に飛雄のツーアタックで取られてしまった
…自分の教え子だけど腹立つな
ツーで終わるのって一番むかつくよね
馬鹿にされてる感じでいらってくる
日向「…あぶなかった」
影山「これで平等にメンバーを振り分けられてたらボロ負けだった…」
澤村「影山の言うとおりにしてよかったってつくづく思うよ」
日向の速攻は早すぎて正直きつかったなあ
まあ、でも勘で跳んだらブロックできたからよし
東峰と田中は威力はなかなか。
月島ももう少し真面目にすればもっと伸びると思うけど、読みは良い
澤村も夕もさすが、
みんながこぼしたボールは全て拾い、私のスパイクもあげていた
飛雄は…
「飛雄、あんた馬鹿の一つ覚えみたいだな」
影山「!どこが悪かったんすか…」
「悪いとは言ってない
でも、焦ると攻撃が単調になる癖、まだ治ってないよ
あんたは焦ると攻撃が速くなる
そして誰もついてこなくなる」
影山「っ!」
「あと、目線フェイクとかないんだね
まあ、あんたのそのプレーをずっと大会で見せとけば目線フェイクは逆に怪しまれるかもだけど」
影山「教えてください!」
「やだよ、それぐらい他の人に教えてもらってよ
それか見て学べ
あー、明日来る東京のとこのセッター
目線フェイク上手かったよ」
その会話を聞いていた澤村が反応した
澤村「会ったのか?
東京の音駒に」
「あー、挨拶回りに行った時にね
たまたま練習試合してたのがそこで
ちょっとだけ喋ったんよ」
みんなとタイプが合いそうな人がたくさんいたよ
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橄欖(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(*^^*)がんばります! (2016年8月1日 19時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 面白いです!頑張ってください! (2016年7月31日 9時) (レス) id: e3e04d5402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:橄欖 x他1人 | 作成日時:2016年7月25日 9時