♯ 白鳥沢の生徒会長様 【ﾊｲｷｭｰ!!】

♯.26 ページ26

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「お、菅原こっち？


よろしくー！」








「ああ、よろしくなA！」









他は2年生三人組の


縁下、成田、木下



それと山口






…あっちのが人数多いな




たぶん、いや絶対に飛雄の提案だ









「ま、いいや



やるからには勝ちたいよね



WSとMBが二人ずつ、
Sが一人だからそれなりにいるね


基本私は何でも出来るから、



拾うし、打つからよろしく！」







「「お願いしアスっ！」」









こっちからのサーブ


たしか、山口ってサーブをすごい練習してたな…






ﾋﾟｯ







笛の音とともにボールを上に投げて、そのまま腕を降ろす




威力も回転もまだまだ


…でも将来は楽しみだ








「旭さん！！」





「オーライ」









山口の打ったサーブは東峰が綺麗にセッターのもとに返した








「影山！」




「はい！」









ツーか、田中か、東峰か


考えるときりがない




でも考えていたらもう終わりで



私の頭上には日向がもう跳んでいた









ドパッ







「へぇ…やるじゃん飛雄」







「まだまだっす」







「じゃあ、ちゃっちゃと取り返すか」









月島からのサーブ


見た感じ軽いから普通に取れるだろう







木下がレシーブであげ、菅原にボールが来る









「菅原！」







「Aっ！」









ドパッ









飛雄の頭上に落とすようにスパイク



飛雄は咄嗟の事で反応できなかったのだろう、




覆うように両手で顔の前にクロスした手を出すが、ボールはそれを弾く




ボールはﾃﾝｯﾃﾝ＿と転がる




まあ、これで取れてても飛雄がファーストタッチだからトスはあげらんない


選択肢が減るし、焦るからそのままブロックするのは容易い









「やり返し、」









ニヤッと不敵に笑った









「影山くんはびびってますか？」







「うるせえボゲェッ！！」









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