♯.3 ページ3
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「…む、久々にボール触った感がやば
あー、これトスあげられっかな…
ミスっちゃいそうだわー」
「…早くしろ」
そんな堂々とスタンバんなくても…
なんで走りだす気満々なの
あんた意外とやる気じゃん、
その格好、
笑えるわ…
「今から走りだすよって格好のまま、スタンバるの…
やめてよ、ねっ！」
「！」
合図もなし、
フワッとするのも無し、
いきなり早い速攻を私は遠慮なくあげさせてもらった
だけど
ドパッ
大きな音が響いて私達しかいない体育館に反響する
綺麗にコートに入ったボールの勢いは止まらず、
体育館の上の方の柵にあたって、こちらに返ってきた
…やばいな、鳥肌立つ
「…速攻をするのならする前に言って欲しかったのだが」
「それで文句言うなー、
打てたんだし、いいじゃん」
もっとそんな衝撃を、
頭にガツンと来るような刺激を
鳥肌が立つようなバレーを私に見せてくれ、
私よりも上手い奴に、
もっと会いたい…
「…そーいえば、
あいつも来年から高校か…
はえーもんだなあ…」
中学時代まではバレーを教えていた
私が高校生になってからは会いもすらなかった
今では�爛魁璽半紊硫ν有瓩世覆鵑董�大層な名までもらっているらしい
…まあ、それも悪い意味だろうけど
あいつは上手くなった、
それはもう天才と呼ばれるぐらいに
でも、バレーをやるうえで最も大切なことが抜けていた
協力するということ。
それができない奴は、いつだって嫌われるものだ
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橄欖(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます！とても嬉しいです(*^^*)がんばります！ (2016年8月1日 19時) (
レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)
苺 - 面白いです！頑張ってください！ (2016年7月31日 9時) (レス) id: e3e04d5402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：橄欖 x他1人 | 作成日時：2016年7月25日 9時
