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♯.19 ページ19

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「なあ、研磨」









「…なに」









「あそこにいる女子ってよ




白鳥沢の制服着てるよな?」









「あ、ほんとだ…」









練習試合のときに来ていた女子





そいつはよく見ると白鳥沢の制服を着ていて、何だか目立ってた









「(ていうか)」









超どストライクだわ


まじ俺好みの顔してる







どっかで話せねーかなーとか

そんなこと考えてたら









「あ」









試合が終わり、帰りのバスに乗り込む途中にさっきの女がいた






何かつぶやいていたので咄嗟に








「なにが?」









と声をかけてしまった








ビクッと肩を揺らし、こちらに振り返った女







やべぇな、近くで見れば見るほど超かわいい









「あの、だれ?」









「俺は音駒高校バレー部主将の黒尾鉄朗だ




お前は白鳥沢だよな?」









「ああ、白鳥沢学園生徒会長



男子バレー部のマネージャーの
 


朝霧Aだ、よろしくな」









生徒会長?!



しかもあの強豪白鳥沢のマネージャー





…にしても









「…かわいいな」









「え、?」









笑った顔がやばすぎた、


 

俺の心臓を持ってかれた気分だった







もっと彼女に近づきたい


もっと彼女のことを知りたい




もっと、彼女にふれたい





そう思うと体は勝手に反応して









「え、ちょっ!


や、やめろ!黒尾っ、」






「静かにしてろよ」









ギュッと華奢な体を抱きしめ




白い首元に顔をうずめた






あー、めっちゃいい匂いがする



やべぇな、このままだと俺









「?!どこ触って、


い、いい加減にっ」








「何やってんだお前はーっ!!」







「うごっ、」









Aの制服の中に手を忍ばせ、触り心地の良い肌を撫でていたら




まさかの後ろからの蹴り




勢いがありすぎて俺は顔面から地面につっこんだ









「夜久…やりすぎだろ」









「お前に言われたくないわ!



何で目を離した隙に他校の女子を襲ってんだよ!!」








「…出来心で」









「何が出来心だっ!




軽く犯罪じみたことすんじゃねぇよ!」









「…うっす」









音駒のお母さんは今日も忙しい









.

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橄欖(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(*^^*)がんばります! (2016年8月1日 19時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです!頑張ってください! (2016年7月31日 9時) (レス) id: e3e04d5402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 x他1人 | 作成日時:2016年7月25日 9時

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