♯ 白鳥沢の生徒会長様 【ﾊｲｷｭｰ!!】

♯.16 ページ16

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「あ、そういえばもうすぐ合宿がありますよねっ？！」









今日の正確な日付は5月1日



どうやら烏野は5月2日からGW合宿をする予定らしい





しかもその合宿の最終日には東京からのバレー部が来るらしく、



バレー部の先生に「この紙を校長に渡してもらってもいいですか？」と言える絶好のチャンス






そんなの、私が逃すわけがない









「ねえ、その最終日だけ参加してもいい？



もちろん邪魔はしない


見学だけでもいい」









お願いっ、と両手を合わせ頼み込む




白鳥沢の、しかも生徒会長が頼んでるんだ、おっけーしてくれ。









「…まあ、白鳥沢っていえばたいてい許してくれると思うし、


いいと思うぞ」







「ほんと？！


よっしゃ…」







「ただし」








「？！」









ビシッとこちらを指をさし、






しっかりと目を見てくる澤村






え、なんだろ



ガン飛ばしてるのかな((









「練習にはしっかり参加してもらう




それと、影山の練習にも付き合ってくれ」








「そんなことでいいの？




てか、白鳥沢のマネージャーを練習に参加させたら私は勝手に相手の情報を覚えちゃうよ？




だてに生徒会長だなんてやってない


それぐらいの頭、

普通に持ってる」









「…強豪にそこまでさせる価値があると思えるから結構だ」









「ぷ、なにそれ






おっけ、任しとき




ついでに皆の指導でもしてあげよっか？」









「Aさん、


またトスあげてくれるんですか？！」









その言葉に食いついた日向



そして



気づいたら目の前にいた









「やあ、夕




まさかバレー部だったとはね」









「ちわーっす！




俺もびっくりしてるっす



バレー得意なんすか？」









まさかの夕と感動の再会







感動と言えるほどではないけど、


あった瞬間に夕の目が輝いていたからそれでもいいと思うんだ






ここには、








わかとちがって正直者がたくさんいて良いなー、うんうん。









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