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♯.13 ページ13

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「はっ、その制服…


まさか噂の生徒会長っ?!」









「ふふっ、今頃か



そういう反応嫌いじゃないけど





で、やるの?

やらないの?」









「お、おなしゃーすっ!」









あれ、よく見ればこの子どっかで見たような気がする



あー、誰だっけ






最近記憶力悪いなー、









「よし、じゃあいいかな?」








「いつでも大丈夫っす!」






「君はどんなトスをお好みだ?





普段はどんなスパイク打ってるの?」









「え、ええっと、



セッターがとにかく凄い奴なんです!


性格がめっちゃ悪いけど…」









うん、質問の答えになってないね




そしてそのセッター君は褒められてるのかな?



貶されてるのかな?









「信じてくれるかわかんないですけど


そのセッターが俺の手のとこにぎゅんってボールをくれるんで

俺はそれを見ないで打ってます!」









「そっか、それやってみよう」









「ええええええええ?!


し、信じるんですか?


しかも、やるって…」









「信じなきゃどうすんのさ


まあまあ、ほらほら準備してー




行くよ?」









わかには絶対に言ってあげない言葉


合図なんかしなくても、


あいつは何だかんだわかってくれるから









キュッ





音がなり走りだす彼


大きく飛ぶ姿に見覚えがあった





ああ、確か君は雪ヶ丘中の1番の子だったね









ドッバンッ





私たちの声だけが響いていた体育館にボールの音が響いた









「お、おおおおおおお!?!


すんげえっ!


手にボールがくっついてきたみてぇ!


すごいですねっ!」









「私は目をつむって信頼しきって


手を振りかざす君のほうがすごいと思うけどな」









そういうとえへへと、照れた様子




その空気をぶち壊すかのようにガラッと勢い良く開く体育館の扉



そこからは黒いジャージをまとったいろんな人が入ってきた









「あ、ちわーすっ!」







烏野高校のバレー部の皆さんだった









「あれ、君は…」









「どうも、はじめまして


白鳥沢学園の生徒会長をしています


っていうか、白鳥沢学園男子バレー部のマネージャーの朝霧Aです


今日は見学をさせてください」









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橄欖(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(*^^*)がんばります! (2016年8月1日 19時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです!頑張ってください! (2016年7月31日 9時) (レス) id: e3e04d5402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 x他1人 | 作成日時:2016年7月25日 9時

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