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♯.12 ページ12

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「へぇー、学力の低下を今は問題視としているんですか


やっぱり、どこの高校も同じですね」








「やはり白鳥沢でもそのような学力問題でも?


そこは優秀だからね、学力の低下なんて無いんじゃないのかな?」







「いえいえ、何をおっしゃいますか


私たちはまだ学生です


失敗はたくさんあります故、

一時期は学力を問題視されたこともありましたよ」









ほかの高校よりは頭はいいんだけれど、一時期めっちゃ低い時あったんよ







てか、この喋り方めっちゃ疲れる




教室の横を通るたびに誰だあいつてきな好奇の目を向けられるし






あー、私ってあまり普段から笑うことないからなあ





表情筋がつりそうだ…









「ところで、明日はバレー部を見学されると聞きいたよ



中学の頃はバレー部だったよね?


とても優秀な選手だと聞きいた」









へぇ、調べたんだ


わざわざ律儀だねえ、









「まあ、それもありますが


今は男子バレー部のマネージャーなのでいろんな経験をしたくて」









「なるほど


これで一通りの学校案内は終わりです



もう放課後の時間なので部活見学でもしていってくれてかまわないよ」









「では、お言葉に甘えて





今日はありがとうございました」









もう放課後か、



時間立つの早いなあ









他の部活は興味ない



今は興味あるのはバレー部だけ







体育館、行かせてもらおう









予定では明日の予定だけど



見学するくらい、別にいいよね









「失礼します、と」









まだ誰も来ていない様子の体育館に一礼して入る



 
どうしようかなって、


暇だなーって




隅っこのほうで立っていると勢い良く開いた扉









「失礼しまーすっ!

一番のりー!」









小柄な身長の彼が荷物を置くと、

すぐさまコートをはった



あれ、気づかれてない…









「はっ、トス上げる奴いねえっ!?」









「くっ、あはははっ!


一人でバレーする気だったの?」









「う、うわあああああああ?!


体育館のゆ、幽霊?!」








「んなわけあるかい

生きてるよ、ちゃんと






でさ、私が上げてあげよっか?


君のスパイクにあわせて、

トス、あげてあげるよ?」









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橄欖(プロフ) - 苺さん» ありがとうございます!とても嬉しいです(*^^*)がんばります! (2016年8月1日 19時) (レス) id: ad5e357c1b (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです!頑張ってください! (2016年7月31日 9時) (レス) id: e3e04d5402 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:橄欖 x他1人 | 作成日時:2016年7月25日 9時

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