キス ページ25
Aside
『え?今なんて……?』
涼介「だから、敬語と呼び方を変えてもらう」
『無理です』
涼介「即答やめて!」
土曜日の夜
山田くんがお仕事をして私の家へと帰ってきた
引っ越して隣になってから山田くんが自分の家へ戻るのはゲームをする時かお仕事のリモートや配信をする時と就寝の時のみ
普段は仕事が終わると私の家へと帰ってくる
最近は両親が全く帰ってこないっていうのもあるんだけどね
そんな生活にも、なれ……てはないかもだけど
驚かなくなってきた
今日もそんな感じで帰ってきて夕飯を食べてまったりしていた時だった
最初の会話をしてきたのは
『なんでですか?別に敬語とかでも支障はないかと…』
涼介「俺はやだ。彼女がずっと敬語なんて。
涼介って名前でも呼んで欲しい」
俺も呼び捨てで呼ぶしって
『………』
確かに、付き合っ待てる2人が敬語なんてあまりないかもしれないけど……
『じゃあ、敬語は辞めるように努力します』
涼介「名前も。」
『それだけは、……』
ずっと山田くんって呼んできてるからなぁ……
本人目の前にして呼び捨ては……
涼介「………じゃあ、わかった」
『??』
諦めてくれたのかな?
涼介「敬語で喋ったり、苗字呼びしたら、お仕置ね」
『……ん?』
涼介「そうだな……。キスなんてどう?」
どうって………
『そんなのいいわけ、「決まり!」決まりじゃないです!!』
涼介「明日からね」
『ちょ、!』
彼はそう言い残すと自分の家へと帰っていった
これは、とても不味いことになったかもしれない
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作者名:ゆうか | 作者ホームページ:http://YAMADA
作成日時:2022年10月1日 5時