芸能界から消えたあの子はあの人の妹 2

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里帆side



今日はモデルさん達と撮影


『里帆ちゃん〜。お茶持ってきてくれる？』


里帆「あ、はい！」


ゆうかさんに頼まれてお茶を取りに行く


少し小走りに持っていくと


ｸﾞｲｯ


撮影用のライトのコンセントに足が引っかかり少しだけ前のめりに


里帆「わっ！」


ﾊﾞｼﾞｬ


転ばなかったのはよかったけど



モデル「きゃあ！！」


やってしまった……


モデル「ちょっと！！なにしてくれちゃってんの！？」


里帆「っ、ごめんなさい！！」


モデル「どうすんのよ！！これ衣装なのよ！？」


里帆「ｯ！ほんとにごめんなさい！私の不注意で……」


モデル「ほんとよ。あんた、どこのアイドルのマネージャーよ」


睨まれながらそう言われた


そこに





『すみません！私のマネージャーが！』


騒ぎを聞きつけて走ってきてくれた


モデル「貴方のマネージャー？人気の芸能人さんはマネージャーの躾も出来ないの？」


『すみません………』


モデル「少し人気だからって調子乗ってんじゃねぇよ」


楽屋に戻って言ったモデルさん


里帆「ゆうかさん……」


『大丈夫？怪我とかしてない？』


どうして………そんなに優しいの……？


あんなこと言われたのに……


『こういうこともあるよ！次は気をつけよう！って言っても私もよく転ぶけど(笑)』


里帆「ありがとうございます……」


『困ってる時は、お互い様♪』


自分もなにか言われるのわかってて
私を助けてくれた


そういう所、本当に尊敬します


私も、ゆうかさんみたいなマネージャーになれるように頑張らないと！

歌詞ドッキリ→←尊敬

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