熱 ページ38
Aside
ぴぴっぴぴっ
『……』
ぴぴっぴぴっ
目覚ましが鳴り響く
いつもなら手を伸ばして止めるのに今日は何だか体が重い
ｶﾞﾁｬ
瑞稀「A、早く起きな。遅刻する……A？」
『み、じゅ、』
瑞稀「ちょ、どうした！？」
起き上がるのも辛くて手だけゆっくり伸ばすとその手をみじゅが握ってくれて、空いている方の手をおでこに当てた
瑞稀「あっつ…。」
『みじゅ…？』
瑞稀「熱測ろ。体温計どこかな…」
手を離して体温計を探しに行こうとするみじゅの手を今出せる精一杯の力でぎゅっと握る
『やっ、…いかないで…』
瑞稀「すぐ戻るよ。」
『やなの……。ここにいて……？』
瑞稀「……はぁ。わかった。」
そういうと、みじゅは私の手を繋いだままベッドに腰かけて頭を撫でた
みじゅの少し冷たい手がひんやりして気持ちよくて
すっと眠りに落ちた
次に起きた時にはみじゅはいなくて
おでこには冷えピタが貼ってあった
サイドテーブルに置かれたスマホに頑張って手を伸ばしすとみじゅからの通知が入っていた
瑞稀仕事に行ってくる。学校には連絡したから安心して
代わりの人を呼んでるから困ったことがあったらその人を頼ること!
代わりの人…？
ｶﾞﾁｬ
聡「あ、起きた？」
『そーくん？』
聡「うん。瑞稀に呼ばれてきた。ど？まだ辛い？」
『ん』
聡「そっか。食欲は？お粥作ったけど食べれる？」
『たべる』
聡「わかった。ここ持ってくるから待ってて」
パタンと扉が閉まって部屋には1人
しーんとした部屋に少し寂しさが残る
風邪ひいてるからかな…
ｶﾞﾁｬ
風磨「ほんとだ。起きてる」
『ふまたん…？』
健人「ひめー！大丈夫？」
『健人くん』
勝利「健人くんうるさい。」
『しょーり』
健人「心配したよー！！瑞稀に呼ばれて来たら顔真っ赤にしながら寝てるんだもん！！」
優しくふんわりと抱きしめてくれる健人くん
勝利「実際に呼ばれたのは聡くんだけなんだけどね」
風磨「中島がどこからか嗅ぎつけてきた」
健人「失礼な。俺はちゃーんと松島から連絡もらったから！」
勝利「俺だって貰ったから。」
風磨「俺はたまたま中島と仕事してたら中島に連行されて」
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亜由 - 遅くにすみません。小説読みました。WESTのお話も書いてもらえませか？ (2023年1月11日 3時) (
レス) id: 056f326efc (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - ページ3のところの説明が��になってますが�△呂覆い里任垢�？？ (2022年12月15日 8時) (レス) @page3 id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
Ｍizuki(プロフ) - 新作おめでとうございます！ゆうかさんの書く作品が大好きでいつも楽しく読ませて頂いてます！！これからも頑張ってください応援してます(^-^) (2022年12月14日 17時) (レス) @page4 id: e4dddfb1f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうか | 作者ホームページ：http://YAMADA
作成日時：2022年12月13日 18時
