ヲタク女子の恋愛事情 3 (ページ27)

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嫉妬してほしいページ27

Aside

涼介「ね、嫉妬しないの？」

『………え、なに、唐突に』

録画した俺かわを涼介くんと一緒に見ている
そして、涼介くんは私を足の間に座らせている私の頭に顎を起きながら、そんなことを行ってきた

『嫉妬って………なんで？』

涼介「いや、俺、キスしてるじゃん」

『………あー、そういうこと』

また、涼介くんの変なスイッチが入ってしまったか…

涼介「しないの？」

『………あのね、涼介くん。そんなこと言ったら、毎日涼介くんに嫉妬することになるんだけど』

涼介「ん？」

『ドラマだけじゃなくて、ロケで一緒になる人とかにも嫉
妬することになるよ？私の涼介くんなのに距離近いんだけど？って』

涼介「私の……」

いやいや、そこ反応すんの？

『そんなのウザイだけでしょ』

涼介「………Aだったらいい」

『えぇ………』

涼介「嫉妬してよ」

嫉妬はしようと思ってできるものではありませんよ

『………だって、ドラマに出てる涼介くんは涼介くんじゃないもん』

涼介「え？」

『涼介くんじゃない人にどうやって嫉妬するの？』

涼介「………」

涼介くんが黙り込んでしまったのでまた画面に視線を戻すと急に体を回転させられて涼介くんの方に向かされた

『もう！今度は何！？』

ドラマ見てるんだけど

そう言おうとした私の唇に涼介くんの唇が触れた

『！？』

涼介「A、好き」

『ちょ、ま、！』

そのまま、ラグの上に押し倒されて涼介くんの気の済むまでキスされ続けました