＊32＊ ページ32
私は流れている涙を拭き取る。
あ『っ……そう…そういうことだったのね』
父「あぁ…今まで隠しててごめんな」
あ『ううん、良いの。
話してくれてありがとう。お父さん』
父「あぁ。さてと……話進めるか」
お父さんは聖櫻学園のパンフレットを見た。
父「綺麗な校舎だな。しかも女子校か」
あ『うん、高嶺さんに教えてもらったの。
ここなら過ごしやすいだろうって』
父「そうだったのか。この事先生には話して
あるのか？」
あ『うん。驚いてたけど快く承諾してくれたよ』
お父さんはそうか。と言って書く書類を見る。
私が聖櫻学園に転校してもきっと、せとかや
はるかは何も知らない。
私だけが知っている。
お父さんは目を閉じて頷いてから私の顔を見た。
父「A聖櫻学園に転校しても家から通うつもりか？」
あ『ううん、一人暮らししようかなって』
その時、お父さんの表情が変わった。
父「一人暮らしって…まだ早いぞ？」
あ『そうだけど、私はここにいるのが耐えきれないのよ！
血の繋がらない家族と一緒にいるのが！
それに……せとかやはるかはまだ知らない。
だったらいっそ知らないでいてくれた方が
幸せな生活を送れると私は思う』
せめて、はるかやせとかだけは知らないでいてほしい。
それが、私の願いだった。
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もえ(o´艸`)(プロフ) - 続きいつ投稿されますか？ 早く続きが見たいです！ (2019年10月24日 16時) (
レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 指摘ありがとうございます！直させて頂きました (2018年3月25日 8時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - 続けてのコメントですみません(>_<) ＊47＊のここの台詞 " 兄に恋してはダメ。あなたは妹としか思ってないわ " これのことはが抜けてませんか？ 正しくあなたのことは妹としかではないんでしょうか？ (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 読み方教えて下さりありがとうございます。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 聖櫻学園（せいおうがくえん）と読みます！ (2018年3月24日 17時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲実 | 作成日時：2017年7月8日 9時
