*29* ページ29
あ『何……言ってんの…?』
ダメだ。双子ではないということがわかってしまった今、はるかの好意を受け入れてしまったら
私はきっともう戻れなくなる。
はるか「分かってる。双子だから無理だってことは」
あ『だったら何でこんなこと……』
はるか「もうこれ以上抑えられねぇんだよ!!」
そう言ってはるかは私を抱き抱え、ソファーに
ドサッと放り投げられる。
あ『きゃっ!』
着ているブラウスのボタンを外そうとしているはるか。
" ちょっと…はるか最近おかしいって……!"
そう言おうとするも別の感覚が邪魔をしてそれどころじゃない。
あ『やだよ……はるかぁ……』
はるか「ごめん……っ…!」
あ『やめっ……!』
はるかの指が、声が、私の脳に響く。
その時、私は決めた。
何がなんでも離れなくてはいけないと。
______________________
はるかside
ソファーに寝ているAを見る。
俺は頭を抱えてため息をついた。
はるか「やっちまった……」
分かってる。俺たちは双子だからこんな気持ちは持ってはいけないと。
Aのサラツヤな髪を触る。
サラサラだよなぁ……。
なぁ……A。
俺が好きって言った時どう思った…?
あいつは驚いたような顔してたけど
仕方ねえだろ……。
高嶺の言う通り、俺はAに恋をしてるんだろう。
はるか「……好きだよA」
俺はAの唇にキスを落とした。
たとえ、許されない恋だとしても、
俺はAに想いを伝え続ける。
だって
Aは
こんなにも優しくてまるで母みたいな優しさがある。
そこに俺はいつの間にか惹かれていたんだから_
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もえ(o´艸`)(プロフ) - 続きいつ投稿されますか? 早く続きが見たいです! (2019年10月24日 16時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 指摘ありがとうございます!直させて頂きました (2018年3月25日 8時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - 続けてのコメントですみません(>_<) *47*のここの台詞 " 兄に恋してはダメ。あなたは妹としか思ってないわ " これのことはが抜けてませんか? 正しくあなたのことは妹としかではないんでしょうか? (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
架霖 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 読み方教えて下さりありがとうございます。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 (2018年3月25日 3時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
玲実(プロフ) - 架霖さん» 聖櫻学園(せいおうがくえん)と読みます! (2018年3月24日 17時) (レス) id: b982a36c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玲実 | 作成日時:2017年7月8日 9時