そこそこのモブが主人公に絡まれる話。【転スラ】 (ページ43)

今日:20 hit、昨日:2 hit、合計:205,569 hit

40話｢花言葉｣ページ43

Aside

『美味しい!!』

｢そうか、Aは美味しそうにご飯を食べるよな｣

『？』

さて今私は何をしているでしょう。

そう、只今リムルと食事です。

経緯はたまたま誘われたらです。
あと奢りらしいんで

"奢り"という言葉につられた私ですが､私は今ラーメンを食べています

初めてなので王道の醤油の方を選んだという訳ですが…

私はやっぱりうどんや蕎麦派ですね
でもたまに食べるから美味しいかと…

『……』

｢？どうかしたか｣

『い、いえ何でも』

正直足りない
でも奢りに甘えすぎるのも、女を捨てるのも宜しくないですね。

後で買い食いでもしますか
そう思った食事会でした

_____

『綺麗なお花ですね』

｢あぁ、そうだな｣

『少し寄ってもいいですか？』

｢いいぞ｣

私は売られている花の近くに行きました
綺麗。
姉さんが見たらどれだけ喜ぶか…

私は露で濡れている花の姿が1番好きです

｢何か欲しいのでもあったか？｣

『いえ。もう少し見ます』

もう少しだけ､眺めていたい
そう思っていました。

｢すまない、この花を3本くらいくれないか？｣

｢はい、かしこまりました!!｣

リムルが花を買うようです。
指を指している先に目をやると赤い菊でした

花言葉は、えっと…なんでしたっけ
忘れちゃいました
てへっ☆

『誰かにあげるんですか？』

私が話しかけるころにはもう菊を貰っていました。

｢いや、Aにあげようと思ってな｣

『なんでですか？』

｢なんでだと思うか？｣

『分からないから聞いているんですよ』

｢内緒｣

__あげる

そう言われて赤い菊をいただきました。
細かな花弁が綺麗です

飾りますか。

｢Aは、赤い菊の花言葉を知ってるか？｣

なんですか、唐突に

『知らないですね』

｢そうか。だったらいいよ、何時か気づいてくれたらな｣

『？』

私はただ単に疑問符しか出なかったです

それに、リムルが花言葉を知っていることに驚きです

_________
どうも作者です

私はラーメンではあっさりの醤油派です
皆さんはどうなんでしょうか

あと、赤い菊の花言葉『あなたを愛してる』
です。