そこそこのモブが主人公に絡まれる話。【転スラ】 (ページ3)

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3話｢声を掛けました｣ページ3

匂いがする元へと行きました。

どうやらこの屋台を経営している人はホブゴブリンですね。
見た感じ。

タレの匂いと肉の匂いがしてたまりません。

『すみません、串焼き肉を2本ください』

1本だと足りないと思いますから念の為に
そう、念の為に。

手渡された串焼き肉に私は目を輝かせます。
こんな美味しそうな物を前に目を輝かせない人はいないでしょう。

屋台から離れ、ベンチに腰をかけます。

『頂きます。』

串焼き肉を口に入れた瞬間電撃が走りました。

美味しい…

どれくらい美味しいかって？

兎に角美味しい。それぐらいです。
誰だって言葉にできないくらいの出来事なんか沢山あるでしょう？

黙々と食べている内にお肉はなくなっていました。
なんだか虚しいです

さて、スイーツを食べに行きますか！

私の本当の目的は甘いものです!!

と、言ってもオススメとかあるんでしょうか。
噂で聞いただけですから……

私は小さい鞄から財布を取りました。
見てみる感じ結構余裕がありますね。
多少は贅沢しても宿代はキープできますね。

そういえば此処にミリムがいると聞きましたが、見た感じいませんね
いたら聞こうと思いましたが…残念

とりあえずこの国の出身者にオススメを聞きますか。

『あの、すみません!この辺りでオススメのスイーツ屋とかありますか？』