転生しても人間でした。【転スラ】 (ページ7)

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7話.再開ページ7

｢娘と一緒に木の実を摘んでいる時､突然娘が走り出して

私も追いかけたんですが…見つからなくて｣

俺に1人のゴブリナが話した

流石に俺も見過ごせる訳もなく､シオンやソウエイ等とも探したが

見つからなかった

｢(最近はオークの話も出ているし､最悪の場合…)｣

"殺られた"と思うが､流石に近くにいるとは思えない

可能性は…一応あるが

｢見つかりませんね。雲行きも怪しいですし､1度室内に戻りましょう。｣

シュナがそういい､俺とシオンも1度戻ろうとした

一応､そのゴブリナにも話をし

明日､また探すことになった

｢本当に､申し訳ございません…

私がしっかりとしていれば…｣

ゴブリナが家に帰ろうとした

その時

｢おかあさぁん!!｣

小さい木の隙間からそのゴブリナの子供が出てきた

声を発しながらお母さんに抱きついた

｢モモカ!あなた､どうして…!｣

｢あのね､お姉ちゃんが一緒に探してくれたの!｣

｢お姉ちゃん…?｣

｢うん!

お姉ちゃん!こっちだよ!｣

一瞬､この辺りに人が住んでるのか?

と思った

この近くに魔物が住んでるんだな､と考えたが

その考えは一瞬にして変わる

『えっと､不法侵入…にはならない､ですよね…?』

木々の隙間から､ずば抜けた美貌を持ち

背中には剣を背負っている

人間が顔を覗かせていた

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