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｢お、れ…Aのこ、とが…すき｣





幼い男の子が言った

舌が少し回っていないが必死に発した初々しい告白


しかしその返答は少しばかり難しいものだった


女の子は丈の短い白い着物の隙間から火傷の痕が見えないように必死に隠しながら言った






｢すきって、なん…ですか。｣



涙ぐんだ声が聞こえた




夕日で辺りが淡い赤色に染る黄昏時。

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設定タグ：呪術廻戦 , 狗巻棘
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作者名：朧 | 作成日時：2021年1月23日 14時

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