初恋 (ページ1)

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ずっと好きだったページ1

_________ずっとあなただけを見ていた。あなただけを好きだった。振り向いてくれなくてもいい...ただあなたを想うだけで、毎日が幸せで...結ばれたいだなんて高望みはしない。

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高校2年生の私は同じクラスのジョングクくんに恋をしていた。でも、彼は学年1人気だから毎日女子に囲まれていて、近づくことなんて到底無理な話。

こうやって密かに彼の姿を見るだけで充分。別に可愛くもなければ、なんの取り柄もない私なんかがジョングクくんの隣に並ぶなんてありえない。

そう思っていたのに、

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______『席替えしようか』珍しく担任から席替えの提案が出た。このクラスは基本、席替えなんて滅多にしなくて。

"めんどくせぇ～" "この席でいいじゃん" などの声が飛び交う。私の席は1番後ろの窓際。目立たいという理由でこの席を選んだ。

一軍の子達は真ん中に集まっていて、ジョングクくんももちろんその周辺の子達と一緒にいる。

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『席は自由でいいから、とりあえず動け』と先生が指示する。みんな仲のいい子達と離れたくないのか浮かない表情で。みんな全然動こうとしなかった。

でもそんな時、

『いいじゃん。席動こうよ』と口を開いたのはジョングクくんだった。

"なんだよ、ジョングク。俺と離れたいのか～！？"『違うよ笑。この席飽きてきたから、ほらみんな動こ』と声を掛ける。

やっぱりクラスの中心のジョングクくんが言い出せばみんな納得して次々と席を動いていく。

次は少しでもジョングクくんの近くになれたらな...なんて考えてジョングクくんを目で追っていると、バチッとジョングクくんと目が合ってしまい急いで逸らした。

「え.....」『俺、後ろが良かったんだよね』と気づけばジョングクくんが隣に来ていて。

『うん、ここがいい』とか言いながら荷物を整理し始める。あまりの近い距離に一瞬固まっていると『〇〇ちゃん....だよね？』なんて話しかけらる。

"ジョングクそこ？？じゃあ俺も～"と一軍の人達が後ろの席に移動してきては私の方を向いてどこか行けよと言わんばかりに睨んでくる。

「あ、....ごめんなさい」と席を動こうとするにもどこに行けばいいのか分からなくて。「えっと....」と迷っていると

「わっ....！」誰かに手を掴まれて引かれたと思えば、強制的に席に座らされた。「え、....」その手を掴むのは、「ジョングク....くん？」

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『隣.....俺の隣でいいじゃん』「でも....『強制。』