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【マクワ】
｢ねぇマクワ｣
｢……なに｣
マクワは
｢さわって？｣
｢ん｣
それでも、そっぽを向きながらではあるがこちらの要望通りにちゃんと触れてくれる。
大きくて男らしい手がまるで壊れ物でも扱うみたいに私の頭を優しく撫でている。
頭を撫でる→『あなたが大切』『守りたい』
【カブ】
｢どうしたんだい？｣
私が頭を撫でるとカブさんは嬉しそうに目を細めた。
すると、お返しにとカブさんは私の頬に手を添えてさするようにスリスリと親指を動かした。
少しかさついた温かい手の感触が心地いい。
そのまま目をつむってカブさんの手に身を預けていると今度は耳をいじられた。
｢柔らかいね｣
目を開けて顔を見ればどことなく楽しげなカブさん。
｢ここも…｣
次に触れられたのは唇。親指でふにふにと触られ続け何度か口の中に入りそうになった。
嫌ではないけれど変な気持ちになる。
｢可愛いよ｣
艶っぽい目で見つめてくるカブさんはとても大人だった。
頬に触れる『好意』
耳に触れる『誘惑』
口に触れる『キスがしたい』
【ヤロー】
｢ヤロー！｣
私がヤローの胸に飛び込んでいくとヤローは難なく体を受け止めて抱きしめてくれる。
｢ええ香りがするなぁ｣
花の香りだと教えるとヤローは私の髪に顔を寄せてきた。
｢Aにぴったりの香りじゃ｣
そう言ってヤローは私の髪をそっと手に取り口元に寄せちゅっとキスをした。
長めのハグ→『愛おしい』
髪の毛にキス→『あなたは魅力的』
【ホップ】
ホップと公園で散歩したあと2人でベンチに座って休憩中。
｢いい天気だな。このまま寝れそうだぞ｣
たしかに体がぽかぽかして目を閉じればすぐにでも寝てしまいそうなほどあたたかな陽気。
どちらからともなく手を握り指を絡ませる。
｢A大好きだぞ｣
｢私もだよ｣
私達は肩を寄せあいお互いの体温を感じた。
恋人繋ぎ→『あなたにもっと近づきたい』
肩を寄せる→『離れたくない』
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作者名：ふっとう | 作成日時：2022年8月23日 23時
