〜キミといっしょに〜【ポケモン】短編集 (ページ24)

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(続ページ24

｢おいで｣

そんなあなたの心中を知ってか知らずか店のドアを開いてローズは待っています。

あなたは彼の言うがままに店内へと足を運びます。

カウンターからウェイターが出てきてお待ちしておりましたと恭(うやうや)しく頭を下げました。

"お待ちしておりました"

高級レストランです。当然ではありますが彼はこの店を予約していたのです。準備がいいですね。

こちらですとウェイターがゆっくりと歩き始めました。

ローズはあなたが先を歩くよう背中に手を添え一緒にウェイターの後ろをついていきます。

｢さあ、入って｣

夜景が見やすいよう明るさが抑えられた照明。テーブルには花が飾られておりムード満点な部屋

ローズは椅子を引きあなたをを座らせました。

２人が席に着いたところでウェイターが食前酒の入ったボトルを持って現れます。

｢乾杯しよう｣

あなた達はワインを注がれたグラスをカチンと鳴らします。

それからはお酒を飲みつつ優雅な食事を

[連れてきてくださってありがとうございます]

なぜ？と聞いたとしても話に実りがないためあなたは率直(そっちょく)に礼を述べます。