６２話：流石はチャンピオンの母 ページ19
｢ナイスファイト！｣
｢ありがとうございましたっ！｣
バトルを終えてジークとウールーは２匹仲良く木の実を頬張っている
ポケモン勝負は最後まで何が起こるか分からない
後半、体力も少なかったはずなのにウールーは何度もジークの攻撃を耐えた
ジークが全力を出してなかったとはいえ、あそこまで粘るとは思ってもみなかった
それだけホップ君とウールーの絆が深いということなんだろうなぁ
｢初バトル、どうだった？ホップ君｣
｢楽しかった！！…です。あの、えっと……｣
俯いてぼそぼそと喋るホップ君
｢ごめん、聞こえなくて…もう一度言ってもらってもいい？｣
顔は見えないけれど、…耳が赤いような？
｢くんはイヤだ｣
｢ＯＫ。ホップも私にそんな畏まらなくていいよ。ソニアと同じように気軽に話してよ｣
どうやら懐かれてしまったみたいだ
｢分かったぞ！A！…さん｣
｢ふふっ、呼び捨てでいいよ！改めてよろしくホップ｣
｢…うん、A。よろしく、だぞ｣
何だか弟ができたみたいでちょっぴり嬉しい
なんて和やかな気分も束の間
｢ホップーーー！良いバトルだったぜ！！｣
げっ、部屋に引っ込んでたはずじゃ…
｢アニキ！見てたのか？気づかなかったぞ｣
｢ああ、声が聞こえたから…途中からだったが、お前の部屋の窓から見てたんだ｣
すると、ダンデさんがじぃと私を見てきた
｢いじめてなんかないですから、安心して下さい｣
｢そうじゃない！俺も…俺もバトルしたかったぞ！｣
またそれか。その話はもう終わったでしょうが
｢A！さっきのバトルで聞きたいとこがあるんだけど…｣
｢いいよ〜｣
ダンデさんをスルーしてホップと先程のバトルを振り返り…をしていたが、そこにダンデさんも参戦し３人であーだのこーだのと論議を白熱させた
｢いつまで経っても帰ってこないから何してるかと思えば…中で話せばいいでしょ｣
気付けば後ろには呆れた様子のママさんが
｢Aちゃん、ウチの子達に付き合ってくれてありがとね。暗くなってきたからそろそろ帰った方がいいんじゃない？｣
｢そうですね、長くお邪魔してしまってすみません｣
｢また遊びに来てちょうだい。ダンデ！あんたが連れてきたんだからちゃんと送っていきなさい｣
｢大丈夫ですよ。博士の家までそんなに遠くな…｣
突然、ママさんがずずいと距離を詰めてきて怖い顔をした
｢ダメよ！女の子なんだから！！｣
｢アッ、ハイ｣
母は強し…
６３話：下の子っていじめたくなるよね→←６１話：バトルスタート！
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ふっとう(プロフ) - マグナさん» コメントありがとうございます！面白いと言ってもらえるととても励みになります。更新がんばります！(p`･ω･´q) (2022年5月21日 18時) (
レス) id: 09faf525cc (このIDを非表示/違反報告)
マグナ - アッ...誤字った。 (2022年5月21日 17時) (レス) @page49 id: 0737f5af8e (このIDを非表示/違反報告)
マグナ - 面白すぎる。一気読みしました！再新楽しみにしてます！頑張ってください (2022年5月21日 17時) (レス) @page49 id: 0737f5af8e (このIDを非表示/違反報告)
ふっとう(プロフ) - 作者ふっとうです。いつの間にか星の色が変わっており驚きました。更新が遅れているにも関わらずこうして読みに来ていただけて本当に嬉しいです！今後ともどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m (2022年5月7日 1時) (レス) id: 09faf525cc (このIDを非表示/違反報告)
ふっとう(プロフ) - ぬこの妖精【見る用】さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(*^^*)ペース遅いですが頑張って更新していきますのでよろしくお願いします！ (2022年4月15日 13時) (レス) id: 09faf525cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふっとう | 作成日時：2021年5月29日 21時
