：つづき（２） ページ6
里親になってくれた両親には本当に良くしてもらったと思う。
私の手を取り、温かく迎え入れてくれた2人には感謝してもしきれない程の恩を感じてる
初めて家へ訪れた日のことは忘れない
施設から里親である2人の家へと向かう道中、さまざまな姿かたちをした生き物を見かけた
ヘンテコなあいつ以外にも
ヘンテコな生き物がいることに驚いた
家に着くと、ドアの前には
女の子らしいフォルムをしたキレイな生き物が私たちを出迎えるようにして立っていた。
｢あれは、なに？｣
おずおずと男の人にたずねれば、
｢うん？
この子はキルリアという"ポケモン"だよ。
うちの家族の一員さ、仲良くしてやってくれ｣
女の子のような生き物の頭を撫でながらそう答えてくれた。
｢…ぽ け も ん？｣
心臓がどくりと音をたてた
頭もぐらぐらしてきもちわるい
ここは、
この世界は
私が知っている世界と違う！
胃から込み上げてくるものを止められず、
私は倒れこんでしまいそのまま気を失った
いきなり吐いて気絶した私は病院に連れられ、大事をとって一時入院した。
それから医者からのカウンセリングを受け
記憶障害と診断された。
記憶が無いことは施設の人間の誰にも話さなかったし
当然だがカウンセリングを受け診断されるまで、何も知らなかった2人はこれに驚いた。
泣きながら私を抱きしめ、
大丈夫、大丈夫とくり返していた。
それからの私はというと、
この世界の常識について学んでいった
両親のささいな言動や、一緒に住むキルリアとの触れ合いがトリガーとなって
少しずつ記憶を取り戻していった
記憶については、
2人には話さなかった。
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D - 仕事で疲れてたからかな？エプロンごと引き離し〜で凄く泣きそうになってしまった(T . T) (5月19日 21時) (
レス) id: e1459171f3 (このIDを非表示/違反報告)
ソウルズ(カービィ)LOVE(プロフ) - はじめまして！この作品、世界線(？)が大好きです！トリップものって、普通はその世界を楽しむ線でストーリーが進んでいくのに対して、この作品は元の世界に戻ろうとするストーリーが新鮮で大好きです！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: 604407214b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふっとう | 作成日時：2020年12月21日 19時
