３６話：怒ると老け顔… ページ48
｢どういうことだ？町を出る？今からか？俺の言う通りだと言っておいて、それは少しおかしくないか？｣
明らかに怒ったように眉間にしわを寄せていて、こちらを見る目つきは厳しい
｢待って！ちゃんと話すから！｣
話を端折りすぎたこと謝って、昨夜ワタルと話して思ったこと、私の記憶のこと、手掛かりを探す旅に期限を設けたことを説明した
｢期限が大人になるまで？あやふやだな
それは具体的に何歳までだ？｣
｢えっと…、２０〜２５歳くらい？それまでに手掛かりすら見つけられなかったら潔く諦めるよ｣
｢お前、意地になってるだろ！
今でさえそんな状態なのに、その歳になるまでずっと探し続けるつもりなのか？｣
｢意地かー、そうかもね
でも、辛すぎてもういいや！って投げ出すかもしれないし、どうやっても帰れないことが分かって途中でやめるかもしれないし
どうなるかは分からないけど私は最後までやるつもり｣
｢俺は反対だ｣
もうお兄ちゃんというより、心配性なお母さんだ
｢だよね、言うと思った
けどもう決めたことだから！｣
｢…俺達のリーグ戦を見届けてからにしろ｣
｢…リーグって半年後だよね？
それまでフスベに残れってこと？
手掛かりを探すだけでも７年掛かってて
７年…長くても１２年、私はその間に帰る方法を探さないといけないのにー
いくら寂しいからってそうやって引き止めるのはどうかと思うなー｣
私がそうやってからかうように言えば
ワタルはニヤリと笑った！
｢新しいリーグマスターの誕生がみれるまたとない機会だぞ？
それにお前はポケモン達のサポート係だろ
自分でやると言っておいて放棄するのか？｣
ごもっともだ
私は学習しないなー、からかおうとして失敗するのはこれで何度目になるのやら
｢あー、痛いとこ突かれた
しょうがないなぁ、自分から言い出したことだし…ちゃんと責任は取るよ
またしばらくの間よろしくね
未来のチャンピオン様｣
｢よし、早速バトルだ！付き合ってもらうぞA！｣
｢えっ、私もやるのそれ｣
回復やご飯担当のはずじゃ…
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D - 仕事で疲れてたからかな？エプロンごと引き離し〜で凄く泣きそうになってしまった(T . T) (5月19日 21時) (
レス) id: e1459171f3 (このIDを非表示/違反報告)
ソウルズ(カービィ)LOVE(プロフ) - はじめまして！この作品、世界線(？)が大好きです！トリップものって、普通はその世界を楽しむ線でストーリーが進んでいくのに対して、この作品は元の世界に戻ろうとするストーリーが新鮮で大好きです！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: 604407214b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふっとう | 作成日時：2020年12月21日 19時
