18話:新たな旅立ち ページ26
おやつ時
こちらのチェックは特に問題なく終わった
博士の方も一段落ついたようで、ポケモン達を含めみんなで一緒にお茶をすることになった
「これからどこへ行くかは決まってるの?」
「まだ、です。
けどポケモンについて沢山のことを知りたいんです
歴史や各地方にまつわるポケモンの伝説についても勉強したいと思ってて…
今の所は図書館や博物館に行こうかと考えてます」
「それならここにいなよ!今日みたいに仕事を手伝ってくれるならお給料も出すよ!」
「そこまでしてもらう訳には…」
「これでも僕だってポケモン博士だ!
教えてあげられることはあると思うし
知りたいことも見つかるかもしれないよ?」
それに、君がいれば安全にご飯を食べられる!
博物館は間取りまで覚えてしまうくらい何度も通ったから本当は行く必要はないし、確かに研究所でなら図書館よりは詳しく勉強できそう
「わかりました。
未熟者ですがお役に立てるよう頑張ります!」
よろしくお願いします!と頭を下げると
もっと気楽にしてくれていいよと笑われてしまった
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季節は巡り、春
あれから
研究所にいるポケモン達と仲良くなった
特にアチャモ、キモリ、ミズゴロウの3匹と
何故なら、メインはいつもこの子達で触れ合う機会がほかの子達よりも多かったからだ
私が助手(仮)となって1年が経った
1年間、人と過ごし慣れたこの子達は
新米トレーナーに選ばれ旅に出る
「このボールにあなた達のパートナーとなるポケモンがはいっています!
どの子と旅をするか選んでください」
本当なら博士がポケモンを渡すんだけど…
ずっと世話をしてきた私がやることになった
ちょうど3人
10歳の少年達がそれぞれボールを手に取り研究所のドアを開けていった
「じゃあ僕らも出発だ」
「はい、博士」
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D - 仕事で疲れてたからかな?エプロンごと引き離し〜で凄く泣きそうになってしまった(T . T) (5月19日 21時) (レス) id: e1459171f3 (このIDを非表示/違反報告)
ソウルズ(カービィ)LOVE(プロフ) - はじめまして!この作品、世界線(?)が大好きです!トリップものって、普通はその世界を楽しむ線でストーリーが進んでいくのに対して、この作品は元の世界に戻ろうとするストーリーが新鮮で大好きです! (2021年8月9日 22時) (レス) id: 604407214b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ふっとう | 作成日時:2020年12月21日 19時