３３話：焦心 ページ44
何だかんだ私達の旅は続いて…
｢そっちはジムじゃないぞA｣
｢先にタマムシに寄ってキズ薬の補充に行きたいの！
あっちの方が品揃えも良いだろうし…
格闘タイプ専門のジムリーダーなんだから攻撃力の高いポケモンをだしてくるでしょ？いくら効果が抜群じゃなくたって用心するに越したことはないよ！｣
｢もっともらしい事を言って…
お前はデパートに行きたいだけだろ｣
｢ばれたか｣
カントーの中心にある大都市や
カントーで最もホラーな町にも行った
｢貴女の隣にポケモンの霊がみえるわ
ずっと側で見守っていたみたいなの、きっと貴女のこととても大切に想っているのね…｣
｢A、心当たりでもあるのか？｣
もしそれがアイツだとしたら、ホウエンに帰ることがあれば一番に会いに行ってあげようかな
｢…たぶん、ね｣
それから新しい仲間も増えた
｢この子、水が苦手みたいで全然飲んでくれない
まあ水分ならきのみでも摂れるけど…｣
｢飛行タイプだろうとは思っていたが、岩タイプも併せ持っているのか！｣
｢頼もしい仲間が増えたね、デビューはジム戦？｣
｢そうなるかもな｣
復活したプテラは初のバトルで白星をあげた
私はというと、プテラ復活後はコハクを復元させた代わりにとポケモンラボで働かされた
お小遣いももらえたし、ポケモンの進化や伝説のポケモンについて知れたから一石二鳥だった
｢伝説を調べているなら分かったことがあればすぐに教えろ！代わりにこちらも何か発見があればお前にも教えてやらんでもない！｣
と、ラボの電話番号まで教えてもらった
ちなみに電話以上の機能がついた小型の電子機器はまだ登場していないため、私の場合ポケモンセンターなどにある公衆電話くらいでしか連絡できない
スマホが懐かしい…
早く電話機能だけのものでも欲しいけど、あったとしても維持費を考えると手が出せないのが悩みだ
携帯のことはともかく
私はまたひとつ歳をとった
現在は１３。
一人で旅していた時よりも濃い時間を過ごしたと思う
けれど、私が探している現象やそれに近いようなものはなく、手掛かりすらも見つけられなかった
単にこの地方には無かっただけかもしれないけど…
それから、以前のように記憶が戻ることも少なくなった
ずっと今の姿で生きてきたからか、最近は元の世界で過ごしていた自分を思い出せなくなってきている
可能性がある限り探していくつもりではある
あるけれど…
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D - 仕事で疲れてたからかな？エプロンごと引き離し〜で凄く泣きそうになってしまった(T . T) (5月19日 21時) (
レス) id: e1459171f3 (このIDを非表示/違反報告)
ソウルズ(カービィ)LOVE(プロフ) - はじめまして！この作品、世界線(？)が大好きです！トリップものって、普通はその世界を楽しむ線でストーリーが進んでいくのに対して、この作品は元の世界に戻ろうとするストーリーが新鮮で大好きです！ (2021年8月9日 22時) (レス) id: 604407214b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふっとう | 作成日時：2020年12月21日 19時
