47. 追及 ページ47
そんな動揺を隠すように
次の瞬間、あわてて口を開いた。
「しょっ、しょーちゃんこそ
彼女作んないの？！」
「あー.....まーな。今、忙しいし」
「前の彼女さんとはどうして別れたの？」
「お前、今夜追及厳しいね(苦笑)
出てった。すれ違いの日々に向こうが
耐えられなくなったみたいで。」
遠くを見るようにして。
そうつぶやいたしょーちゃんの横顔が
なんだかすごく寂しそうで。
どこか後悔を含んでるように見える。
「....追いかけなかったの？」
「ん....したってまた同じ苦しみ
味わせるだけだろ？」
「しょーちゃんはそれでよかったの？」
「あぁ....まぁ.....仕方ねぇだろ？
俺のせいだし。俺がこの仕事してる以上は
避けられねぇ問題だし。」
そう口にしながらも。
全然そんな風に見えないしょーちゃんに。
なぜだかその瞬間すごく苛立って。
気がついたらつぶやいてた。
「....バカ。しょーちゃん」
「は、はぁっ？！なんだよ、いきなりっ」
「きっと彼女さん、
しょーちゃんに”行くな”って
追いかけてほしかったんだと思うよ？
しょーちゃんにちゃんと自分も気持ちも
つかまえてほしかったんだよっ！」
「...そうか？ならそんな
ややこしいことしねぇで
ちゃんと正面からぶつかってきて
ほしかったけど、俺は。」
「もぉーっ(＞＜)女心わかってないっ」
「そんなのわかんねぇよっ」
「ダメダメだよ、しょーちゃんっ！」
「っ！このやろっ★黙って聞いてりゃ
知った口聞きやがって(＞＜)
もう半年前に終わったことだよ。
いーかげんこの話は終わりっ！」
「でもっ」
「いつまでもやめねぇんなら
こうするぞっ(怒)」
「きゃっ★」
「あはははっ(笑)」
そう言って私にヘッドロックもどきを
かける真似をして笑う
しょーちゃんだったけど。
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かこ(プロフ) - 翔loveさん» ありがとうございます！まだまだ続く今回のストーリー、どうぞしょーちゃんとの同棲生活楽しんでくださいねー（＾＾） (2014年3月8日 9時) (
レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
翔love - 面白かったです！最高でした！！更新待ってマーーーース！！！！！！ (2014年3月7日 15時) (レス) id: 689a8ee5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年3月4日 18時
