45. 宴のあと ページ45
あっという間の３時間だった。
皆ではしゃいで。
笑って過ごした素敵な時間。
また機会があったらぜひ過ごしたいな。
「ニノ、もう一軒つきあってよ」
「お、潤くんから誘われんの久しぶり(笑)」
「リーダーは？」
「明日朝早いし。帰って寝る。」
「(笑)さては釣りだなっ」
「Aちゃん、またね〜(^^)」
「はい。今日はありがとうございましたっ」
皆に別れを告げ。
しょーちゃんと２人で
タクシーに乗り込む。
最後までブンブン手を振って
見送ってくれる相葉さん。
ホント楽しい人だな(^^)。
「やー、すげぇ飲んだかも(*^^*)」
乗り込んで早々、
満足げにつぶやくしょーちゃん。
「(笑)確かに。
すごーくお酒くさい(苦笑)
でも私も楽しかったよ。
嵐の皆も気さくな人たちばかりで。
....ありがとね、しょーちゃん」
「そっか。ならよかった(^^)」
しょーちゃん、ホッとした顔してる。
やっぱり。私のこと元気づけようとして
今夜誘ってくれたんでしょう？
でも次の瞬間、
ふっとまじめな表情に変わって
しょーちゃんは聞いてきた。
「....で。お前、もう大丈夫なの？」
あ.......
「.....ん。今日ね、同じ授業で春樹と会って。
”そーいや昨日バースデーだったな。
すっかり忘れててごめんな”って言われた。」
「ん。」
「だから”いいってことよっ”って。
背中思い切り叩いてやった(苦笑)。
鈍感な春樹にささやかな復讐、ってとこ？
てのは冗談だけど(苦笑)だから大丈夫。
.....でもね」
「え？」
「一つだけ後悔してることがあるんだ。
彼女がいるにせよ、
自分が今まで温めてきた想いは
ちゃんと伝えたかったのかなって。
なんか、胸の端にそれだけが
ひっかかってるの。
今さらもう遅いんだけどね(苦笑)」
そう言いながら。
少し笑ってみせたら。
しょーちゃんもつられて
少し微笑んだけど。
その目は全然笑ってなくて。
次の瞬間、真剣な瞳で聞いてきた。
「もしかしてさ」
「ん？」
「アメリカ行こう、とか考えてる？」
「えっ？」
「だってお前、それが目的で
ここ残ったんだろ？
だから、さ....？」
あ......そう言えば。そう宣言して
しょーちゃんに無茶なお願い
したんだよね....
......でも。
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かこ(プロフ) - 翔loveさん» ありがとうございます！まだまだ続く今回のストーリー、どうぞしょーちゃんとの同棲生活楽しんでくださいねー（＾＾） (2014年3月8日 9時) (
レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
翔love - 面白かったです！最高でした！！更新待ってマーーーース！！！！！！ (2014年3月7日 15時) (レス) id: 689a8ee5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年3月4日 18時
