30. 目撃 ＜S side＞ ページ30
「じゃ、スタジオ戻りまーすっ」
「お疲れ様でしたー」
ロケを終え。相葉ちゃんと
一緒にバスに乗り込む。
会ってすぐ、苦情とともに
例のDVD渡したら
おなか抱えて大笑いした相葉ちゃん。
「しょーちゃんっ
それサイテーじゃんっ(笑)」
「誰のせいだと思ってんだよっ(怒)」
「あはははは(爆)じゃあさ、
記念にそのDVD
しょーちゃんにあげるっ♪」
「いらねぇーしっ///(怒)」
.....ったく(＞＜)
どうせくれるんなら
ナース系の制服ものににしてくれ
....ってのは冗談だけど★
一番後ろの席に。
相葉ちゃんと一緒に
ドカッと座りながらやっと一息つく。
その瞬間、走りだすバス。
今日は予想外に早く進んだロケ。
これからスタジオでの撮影終えたら
夜は雑誌の取材入ってたっけ？
後で確認だな。
今日は何時に帰れっかなー。
....あ。Aにまだ
メールしてねぇじゃん。
今何時？１５時か。
ランチも終えて次は
どこ行こうか？なんて
彼氏と盛り上がってる頃かな。
なら今、俺からのメールなんて
お邪魔なだけだよな(苦笑)
でも。やっぱ今しか
空いてる時間ねぇから打っとくか。
そう思ってポケットから携帯取り出して
メール画面を開いたその時だった。
「....あー.....あの子、
大丈夫かなぁ(＞＜)」
赤信号で止まったバス。
窓の外を眺めていた相葉ちゃんが
いきなりポソッとつぶやいた。
「え？」
聞いた俺に。あごで窓の外を見るよう
指しうながした相葉ちゃん。
近寄ってのぞきこんだら.....
え....あれ、Aじゃん...っ！
おしゃれなカフェの前で
膝を抱えてしゃがみこんでる。
うつむいてるから
顔はよく見えねぇけど....
泣いて、る.....？
うそ....っ....
ん、Aに間違いない。
朝会った時と同じ格好だし。
驚いてる俺に。
相葉ちゃんが御丁寧に
見てた状況を説明を始める。
「ほら、あの子のちょっと前
歩いてるカップル。
３人でお店出てきたんだけど。
バイバイって笑顔で別れた後、
急にあの子崩れ落ちて泣き始めたの。
きっとさ、あの男の子のこと
好きだったんだよ、彼女っ。
結構かわいい子なんだけどなぁー★
振られちゃったんだね(＞＜)」
....カップル？
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かこ(プロフ) - 翔loveさん» ありがとうございます！まだまだ続く今回のストーリー、どうぞしょーちゃんとの同棲生活楽しんでくださいねー（＾＾） (2014年3月8日 9時) (
レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
翔love - 面白かったです！最高でした！！更新待ってマーーーース！！！！！！ (2014年3月7日 15時) (レス) id: 689a8ee5d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年3月4日 18時
