19. ２人暮らし ページ19
しょーちゃんと暮らし始めて早１か月。
”暮らす”といっても
昼夜なしで忙しいしょーちゃんとは
すれ違う事が多くて。
初日以来、食事を一緒に
取る事もなかった。
ある意味1人暮らしみたいだったけど
やっぱり本当の1人とは違って
全然心強かった。
段々と家や環境にも慣れてきて。
いつのまにか自分ちみたいに
思えてきてた。
学校までもすごく近いし。
本当にしょーちゃんには感謝だな。
入学式にはしょーちゃんの
御両親が出てくれた。
(”俺も出てぇっ(＞＜)”って最後まで
しょーちゃんも騒いでたけど★)
今日ももうしょーちゃんは
出ていった後かな？
そう思いながら。起きて
リビングへと向かったら
珍しくしょーちゃんが
ソファでコーヒー飲んでた。
「あ。おはよ」
「おはよ。なぁ、Aの
好きな奴ってどれ？」
開口一番、楽しそうに
そう言うしょーちゃん。
......え.......あっ★
見るとマグカップとは反対の手に。
大学のクラス集合写真を
持ってるしょーちゃん。
「ちょっ///勝手に見ないでよー(＞＜)」
「別にいいじゃんっ。
俺はお前の親みてぇなもんだしっ」
「親に好きな人言う年じゃ
ないですーぅっ(怒)」
取り返そうとするも。
ひらりと身をかわされる。
もーっ(＞＜)しょーちゃんっ////
「.....あ。こいつだろ？」
しょーちゃんが指さしたのは
もう春樹その人で。
////やだなぁ、鋭すぎっ(＞＜)
こういうのにぶそうなくせに////
黙ってしまった私を見て
確信したしょーちゃん。
ニヤニヤしながら
追及の手をゆるめてくれない。
「へぇー♪ふーん。こいつかぁー。
何のサークルやってんの？
身長高けぇなぁ。
....Aって結構面くいだな(*^^*)」
「かっ、勝手に決めないでっ///」
「ニヤニヤ(*^^*)」
鬼の首取ったみたいに
本当に得意げ笑み...★
しょーちゃんってホントS...(＞＜)
その時、時計に気付いて
ハッとしたしょーちゃん。
あわて気味に写真を
テーブルの上に置いて立ちあがった。
20. ひそかな計画→←18. 思いやられそう ＜S side＞
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 507人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かこ(プロフ) - 翔loveさん» ありがとうございます！まだまだ続く今回のストーリー、どうぞしょーちゃんとの同棲生活楽しんでくださいねー（＾＾） (2014年3月8日 9時) (
レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
翔love - 面白かったです！最高でした！！更新待ってマーーーース！！！！！！ (2014年3月7日 15時) (レス) id: 689a8ee5d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かこ
| 作成日時：2014年3月4日 18時
