41. 私達の家へ ページ41
話し終えて。
電話を切った潤くんは
手を口元にあててふーっとひとつ
バツが悪そうにため息をつく。
「潤くん..？」
「”早く出てくんねぇと入口
施錠できねぇじゃんっ”って。
リーダーにあきれられた///
”続きは家帰ってからに
してよぉっ”って...///」
「あ...////」
そうだった....
ここ、まだ大野さんちの...////
あぁ....美樹ちゃんにまた
からかわれちゃいそう///
「帰って。カニクリームコロッケ
一緒に食おっか。」
「え...あ、潤くんご飯まだなの？」
「何それ。当たり前じゃん」
「あ...もしかしてあれ、
滝澤さんと食べちゃったかな、って」
「それありえねぇでしょっ(苦笑)
確かに目ざとく見つけて
”あ、これおいしそう、
２人分ありますね”なんて言ってたけど
”もうすぐ客くるから”って
さっさと帰らせた」
「潤くん...(*^^*)」
あぁ...私、なんてばかな
妄想してたんだろ...
潤くんは。
やっぱり私の大好きな潤くんだ...っ
ほっとした気持ちと。
嬉しさが入り混じって
思わずウルウルしてしまったら。
私の考えてたことなんて
全部お見通しみたいな
目をした潤くんが。
今にも涙がこぼれてしまいそうな
私の目じりにチュッと
優しくキスしてくれる。
「潤くん///」
「行くか」
「...うん///」
うん。帰ろう。私達２人の家へ。
手は互いに離せないまま。
ハンドルを握る潤くん。
時々指で甲を愛しげに
なぞる潤くんに。
またドキドキが高まっていくけど。
グッと抑えて。
それに応えるように私も
指で潤くんの甲をなぞり返す。
不思議。
美樹ちゃんちにいた時までの
落ち込んでいた気持ちなんて
一気にどこかに飛んでいっちゃった。
単純だけど。
幸せだな、私。
潤くん、
私の心も迎えに来てくれて
本当にありがとう。
その時の私は。
この日の出来事が
これから始まる大騒動の
序章だったなんて思いもせずに。
早く帰って潤くんと
抱き合いたいなんて。
そんな思いでいっぱいで。
ただただ甘い余韻に浸っていたんだ。
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かこ(プロフ) - 嵐☆流星大好きさん» 返信した気になってしまってるんですよね(>_<)本当にごめんなさい！でもいつも本当にありがとうございます(///∇///) (2016年8月11日 23時) (
レス) id: dcc5e96cf5 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - 嵐☆流星大好きさん» 波乱は徐々に近づいてまいります。はらはらしながら見守っていただけたらと思います。今コメントに気がつき(ToT)いやーんっ、本当に申し訳ないです！ごめんなさい！目を通してにんまりして。ひとり言のようにありがとうございますとつぶやいて。 (2016年8月11日 23時) (レス) id: dcc5e96cf5 (このIDを非表示/違反報告)
嵐☆流星大好き - こんばんは！久々の更新ありがとうございます(^^)滝澤さんが久々に現れたのでどうなるのか気になります(>_<)次回の移行で波乱が始まりみたいな感じですね。 (2016年4月30日 23時) (レス) id: 537cfd2418 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - 嵐☆流星大好きさん» 今回のドラマは脇を固める皆様もみな個性的ですごくいいですよね。主題歌もばっちり合ってるし。なによりも潤くんにはまり役！視聴率もよくて本当にホッとしました。 (2016年4月30日 10時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
嵐☆流星大好き - かこさん» ファンじゃない人にも楽しめるドラマですね。楽しみに待ってますね。 (2016年4月19日 21時) (レス) id: 537cfd2418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2016年1月5日 9時
