39. ＶＩＰな彼 ページ39
「で。あさって彼氏
来んだって？(ﾆﾔﾘ)」
「あっ////はい...」
もぉーっ...理恵ちゃん、
ばらしたな★
「だから朝から妙にご機嫌だったんだ。
にやけてたし。
今は地に足ついてねぇみてぇに
そわそわしてるし(笑)」
「そっ、そんなことないですっ///」
口ではそう否定しつつも。
朝からの自分を思い出してみる。
そ、そりゃ浮かれてはいたけど。
仕事には集中してたつもりだし。
そ、そんなに顔に出てたかな。
その時不意に浮かんだ
潤の顔。声。
...もうすぐ本当に会えるんだ。
テレビや雑誌の潤じゃなくて。
本物の潤に。
あの瞳に見つめられるのも。
ちゃんと向かい合って
話ができるのも。
触れるのも。触れられるのも。
夢じゃない。
あさってには現実になるんだ。
「わ♪Aさんかわいいー(*^^*)
顔、赤いですよっ。
彼のこと考えてたんですか？」
「何想像してんだよっ！
やらしいなぁー(*^^*)」
その瞬間、理恵ちゃんと坂本さんから
すかさず突っ込みが入って我に返る。
何も言わずに私を見ながら
ニヤニヤしてるセンパイとも
目が合って。
さらに赤くなる頬。
「ちっ、違いますっ///」
や、やだっ(＞＜)
は、話、変えなくちゃっ///
「あっ、あの、どこかお薦めの
お店ありませんか？
落ち着いて過ごせる静かなとこで」
私の質問に坂本さんが答える。
「彼と行く店？ジャンルは？和？洋？」
「できればおいしい海の物が
食べられるお店がいいです。
あ、できれば完全個室で、
入口も目立たない感じで。
プライバシー守ってくれそうな
しっかりした所で」
「(笑)何、お前の彼氏、
そんなVIPな奴なの？」
「やっ、そ、そんなこと
ないです、けど...」
....すみません。
そんなこと大アリです...(＞＜)
「ちょっと時間くれる？
接待で使ったとこ思い出して
後でメールするわ。
あ、前、紺野と行った寿司屋いいかもな」
「あぁ、あそこならいいかも。」
「あ、ありがとうございますっ」
「の代わり。そのVIPな彼、
俺らに紹介しろよっ」
「や.....それはちょっと...」
最後は笑ってごまかした。
ごめんなさい。
こっちに来て以来
本当に３人には
お世話になっていて。
そうしたいのは山々だけど。
今はまだ。絶対に
できそうにないです....(＞＜)
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かこ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！最近描きたい熱がふつふつと…新作、お出しできたらいいなと思ってます。 (2021年8月19日 12時) (
レス) id: b1fafd3fe6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - かこさん、待ってましたーーーー！！！これからかこさんの世界へダイブしてきます。 (2021年8月19日 5時) (レス) id: 93caeddf38 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - miyu-miyuさん» ありがとうございますー（^^)やはり、順調なばかりではないのが遠距離恋愛っ！（経験者は語る(笑））記念作品はお気に入りが２０００人を越えたらすぐアップしますねー♪第２章もよろしくですー（^^) (2014年10月5日 20時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
miyu-miyu(プロフ) - かこさん、お疲れ様です。暗雲ですか‥なんかドキドキしますね(^_^;) でも、楽しみです。 記念作品ですか、是非読ませて下さいね。では、このまま第2章へ行ってきま〜す(^-^)/ (2014年10月5日 20時) (レス) id: 209e6d27eb (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - riamさん» ありがとうございます(*^^*)Everything、初めてヒロインが潤くんファンという設定で。私も書いていてとても楽しかった作品です。更新がんばります！ (2014年10月5日 17時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年9月29日 16時
