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聞かないでよ。
私に委ねないでよ。
そんな大事な事、
さらりと聞いてこないでよ。
心の中はそう葛藤して。
”やめとけば？”って
今にも本音が口から出そうなのに。
”どうして？”なんて
聞き返されたらどうしようって。
”その先”を深読みして。
毎回私もお決まりのセリフを口にするんだ。
「とりあえず付き合ってみたらいいじゃん」って。
アイバカはいつだってその通りにする。
そしていつだって振られて。
私の元へとやってくる。
考えてみると。
相葉から誰かを好きになって
告白したことなんてあっただろうか？
ううん、私が知ってる範囲では
そういうことは一度もないや。
「.....あの、さ」
「.....えっ？！」
「ハイ、お待ちどうさまっ」
突然少し緊張した面持ちで
相葉が口を開いたその時。
それを遮るように運ばれてきたラーメン。
”あ....”って顔して。
気を取り直すように
ンンッって軽く咳払いしてから。
割り箸を私に渡し、いただきますと
手を合わせ食べ始めた相葉。
.....な、何....？
変なアイバ......
そんな動きされたら、
つい気になっちゃうじゃん.....
「あ、うまっ♪ね、早く食べてみてよっ
やっぱすっげぇうまいよっ(^^)
父ちゃんの言ってた通りだっ(^^)」
湯気の向こうには。
もういつもの調子ではふはふ言いながら
ラーメンをすする相葉の姿。
サラサラの前髪がちょっぴり
額に張り付いてて....かわいい...
ネクタイゆるめた首元に
流れる一筋の汗にも
思わずドキンとしてしまった。
どうして相葉なんだろう。
こんなに側にいるけど。
こんなにも手の届かない奴なのに。
私の心は。どうして
相葉を求めてしまうんだろう......
そんな事考えて。思わず
ボーッとしてしまっていたら。
「食べないの？」って。
不思議そうに聞いてきた相葉と目が合う。
わわっ...///
「....も、もうっ///汁はねるっ///」
「あ、ゴメ....」
激しく動揺しながらも。
それを隠すようにあわてて目をそらした。
私のセリフ本気にして。
急いで拭こうとする相葉。
バカッ///触れないでっ！
私にっ！ 今っ///
「いっ。いいよっ 自分でやるっ///」
思い切りのけぞってかわしたけど。
私の袖に微かに触れた相葉の指先にさえ
もう過剰なくらいドキドキして。
....心臓破裂寸前だったんだ.....
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かこ(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» ありがとうございます(///∇///)相葉さんと幼なじみな恋人、なぜかゆゆく浮かびます。こんな幼なじみがいたらなぁ(#^.^#) (2014年9月4日 11時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
ｳｯﾁｰ(プロフ) - お話、素敵でした。二人のかわいい恋が実ってよかったです。 (2014年8月26日 23時) (レス) id: 24099b4af9 (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - 美夏(´･∀･`)さん» ありがとうございます♪続編はないのですが相葉さんショートはまだあるのでいずれ公開しますね。 (2014年8月20日 20時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
美夏(´･∀･`)(プロフ) - とっても面白かったです！続編がみたいなぁ…って思っちゃいました（笑） よかったら続編書いてください！ (2014年8月20日 20時) (レス) id: d213899cfb (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ほのさん» わ！お仲間がいたっ(笑)私はスキマスイッチが好きで パソコン打ち込み作業中はよくBGMでかけてます(^^)/ (2014年8月19日 9時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かこ
| 作成日時：2014年8月18日 18時
