27. 私にできること ページ27
夕日を背にそびえ立つ、
よこはまコスモワールドの
観覧車に私たちは乗り込んだ
「観覧車乗るなんて久しぶり♪
ね、翔くんは？」
「あ、うん...うん、久しぶり」
お向かいにはさっきより
ちょっぴり真面目顔な翔くん。
「どうかしました？あ、ごめんなさい、
疲れました、よね」
「あ....そうじゃなくて.....実はさ、
オレ、高所恐怖症なの(＞＜)」
え....？！あ、だから最初の展望台でも
様子が違ったんだ....
「ごめんなさい！
知らずに誘ってしまって、私....」
「大丈夫、大丈夫、足場あると
まだ割と平気っていうか。
じきに慣れるから」
まだちょっぴりひきつりながら
笑顔作る翔くん。
こんな時にも気を使ってくれて。
本当に優しいんだな、この人。
私たちを乗せたブースは
ゆっくりと高度を上げていく。
まだこわばっている翔くんの表情。
....何か、私にできること、
翔くんを安心させてあげられることないかな....
...あっ...
思い出したのと同時に反射的に
翔くんの手をギュッと握ってしまった私。
そんな私に驚く翔くん。
「何ごと？！」って目で
じっと私をみつめてる。
「あ、ご、ごめんなさい！
深い意味はなくてっ///
む、昔、こわがる相葉のこと、
こうやって落ち着かせたこと
あったなって思い出して
そしたらつい...///」
「...その話、聞かせて？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かこ(プロフ) - ようこさん» この頃の翔さん、本当に積極的なんです(笑)少しずつヘタレキャラに....(笑) (2014年7月25日 22時) (
レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - 嵐LOVEピカイチさん» ありがとうございます♪いよいよ第二章、どうぞ最後までっ。 (2014年7月25日 22時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
ようこ(プロフ) - 翔さん積極的ですね♪私も翔さんに積極的に迫られたい＼(^o^)／これからどうなるのか、ドキドキしながら待ってま〜す。 (2014年7月23日 20時) (レス) id: ba4242d490 (このIDを非表示/違反報告)
嵐LOVEピカイチ - めっちゃ面白いです☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆続き楽しみに待ってます(^^)更新頑張ってください(^O^) (2014年7月23日 19時) (レス) id: 1cd24c1e0a (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - ゆいさん» オンリーラブ以来の、メンバー間の恋模様になりますね。確かに私も羨ましいーっ！どうぞ最後まで♪ (2014年7月23日 8時) (レス) id: ae2a9fb09b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かこ
| 作成日時：2014年7月20日 10時
