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30. 呼び止め <S side> ページ30

程なくして着いた
彼女のマンション前。



「何階?」

「...5階です」




マジで俺んちから近いんだな。

俺の部屋から見える景色の中に
このマンションもあるかも。



エレベーターを降り
部屋の前まで来て立ち止まったら。
俺から離れて。バッグから
鍵を取り出した彼女。

鍵を開け。こちらを振り向いて
口を開く。




「....ありがとうございました」





...へぇ。ネコかぶってなくても。
そういうことちゃんとしてる人なんだ。

悪い人じゃねぇんだろうけど。
不意に思いだした43点。


...長居は無用だな(苦笑)




「どういたしまして。
ひざ、ちゃんと消毒して、
湿布もしておいた方がいいよ。
...じゃ」




そう言って。エレベーターへ
向かおうとしたその瞬間。

予期せずして”グーーー”と
おおきな音を立てて
廊下に鳴り響いた俺のお腹。



....ちょっ★
このタイミングでかよっ(><)


せっかくキメたつもりだったのに。
んなとこで鳴るなよ、俺の腹っ!




思わず見た彼女の顔。

一言も発しずに
動き止めて俺を見てる。




ぜってぇ北田さんにも
聞こえたじゃんっ
カッコ悪...///






バツが悪くて。
さっさと立ち去ろうと
エレベーターの方を
また向きかけたその時。



「あのっ」



呼びとめられた。




「....え?」

「よかったら、ご飯、どうですか?
作り置きあるし。今の、お礼に」

「は....はぁ...っ?」




ど、どういうこ....

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かこ(プロフ) - まゆかさん» ありがとうございます(^^)翔ちゃんだからこそ、予想外のお相手との恋をしてもらいたくて書き始めた作品です。どうぞ最後まで(^^) (2014年4月20日 8時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - モノクロ@ニノらぶさん» お!読んだことあり?今回はこの勢いのままこの2人の続編もいっちゃおうかと考えてます。こちらも寒いよー(><)いっぱいキュンキュンしてもらってあったかくなってほしいわん♪ (2014年4月20日 8時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 面白いですねぇ~(⌒‐⌒)続きが楽しみです♪頑張って下さい! (2014年4月13日 23時) (レス) id: a085fcb7de (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ@ニノらぶ - かこさん!新作ありがとうございます♪ 次、これがいいなぁーって思ってたところでぶっこまれてめちゃくちゃ嬉しかったです笑 春ですね、北海道雪降りましたが笑笑 今回もきゅんきゅんさせていただきます(^^) (2014年4月13日 20時) (レス) id: 9a4b8c823e (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - みぃさん» こんにちは♪わ!うれしいお言葉!私にとってもこの作品は革命的なストーリーで(笑)。自分変換、ときめきますよね。思う存分楽しんでくださいー♪ (2014年4月13日 10時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かこ | 作成日時:2014年4月11日 14時

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