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ふと目を開けると、頭に重い痛みを感じる。

ボヤけて見える景色は、
いつもと違う。


…ん?


ここどこだ…?


モゾモゾと体を動かすと、
フサっといつもは感じない感触……



「え、、、ウソ、、、ヨコ?」


二度見、三度見して、
この状況が事実だと認識する。


え?なに、この状況…

起き上がって、頭をかかえる。

確か…結婚式の二次会を抜けて、
ヨコとふたりで居酒屋に行って飲んだとこまでは覚えてるんだけど…


取り敢えず、服は着てるし、
ヤッた後の特有なダルさはないから

そういうことじゃないと思う。

うん。そう思いたい。

いや、そうであって欲しい…。



「ん…やっと起きたん?」


ふわあっと大きな口を開けて呑気に欠伸をするヨコから少し距離をとる。



「なーに?その距離。ホンマ、変なやつやな。」


グッと腕がとられて、
ポスンと寝そべる状態に戻される



「どーせ二日酔いやろ?寝とき。」


な?と、無駄にイケメンになった(まあ、昔からカッコよかったけど)顔でそんなことを言ってくる。


本当、調子狂う……


「なあ、どこまで覚えてるん?」

「え…ほぼ覚えてない…。」

「うわーひど。俺にめっちゃ迷惑かけたんやで?」


腕を立てて、肘をつきながら
私のホッペをつまんでくる。


「ごめん…て。だって、覚えてないのはしょうがないじゃん?」

「…まーな。飲ませた俺も悪いしなあ。
でも、奢ったのと宿泊代で…7万?やったっけ?はチャラやで。」

意地悪そうにしながら、
まだ手でホッペをつまみ続ける。

今の言葉で、ココがヨコん家だっていうのは確定かな。

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作者名:Ma | 作成日時:2017年12月12日 19時

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