恋の季節【Alan.s】

大歓迎 ページ36

玲於side


、、やっぱり…



Aの話、聞いてるうちに、

楽屋での亜嵐くんの様子とか、

Aの好きな人と亜嵐くんが重なって見えて

もしかしてって…



はじめに顔みた時も

どこかで見たことある気がするって思ったし、

もうほぼ確信してた





なんで、



なんでよりによってメンバーなんだろう




いつもなら

好きだって思ったら

アピールしてたんだろうけど



Aが亜嵐くんの話をする時、

すっごい幸せそうな顔、するから



とりあえず、

大人しくしとこう






玲於｢あのさ、｣



｢…うん｣


玲於｢…亜嵐くん、ご飯誘ってあげてよ｣



｢え？｣


玲於｢だから、ご飯


Aも、謝りたいって思ってたんでしょ？

亜嵐くんも楽屋でため息ばっかだし、


Aのことかはわかんないけど…｣



｢…玲於、ありがとう｣



玲於｢ん、

なんかあったら連絡していいから｣




｢いいの、？｣



玲於｢うん、｣



｢毎日するかもよ？笑｣


ふふ、と笑いながらありがとうというA



そんな姿に

かわいいって思ってしまった




毎日って、


大歓迎だけど…









｢うち、ここなの、

送ってくれてありがとね｣



玲於｢割といいとこじゃん｣



｢割りとって失礼ー笑｣



玲於｢…じゃあ、おやすみ｣



｢おやすみ、

気をつけてね｣



玲於｢おー｣




エントランスに入っていくAを見送ってから


来た道を引き返して

この恋がこれ以上大きくならないように


自分自身に言い聞かせた

玲於と→←初めてじゃないよね？

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